2012年05月31日

原発では、配電盤が急所になっている

2012年1月2日に、「麻生総理だったら?福島原発はどうなっていたか」
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/52743769.html
という記事を書いたが、

ここ1年で起こった 米国  バイロン原発事故、サンタアナ原発電源喪失事件、などをみても、
本当に重要なのは、

「予備配電盤を分散した位置に設置すること」
次に「予備デーゼル発電機を分散した位置に設置すること」

 だと、確信する。
 これがないかぎり、原発安全対策は、全くやっていないといってよい。

福島原発1号事故のBBCの労作ヴィデオ(ナレーションは英語だが、日本語のインタビューが多い)
  http://www.youtube.com/watch?v=IwBELPtVUCA

13m40secあたりをみてほしい。電源車が来たのに、、

「電源装置が水の中に水没状態になっているんですよ。だれもアクセスできない」

予備配電盤が本配電盤と同じところにあるという、大馬鹿な設計だったからだ。

 第5、第6は、上階に発電機があったことと、配電盤が水没しなかったことでなんとか助かったのだ。その後、地下水が配電盤のある地下に浸入してきて、「このままではメルトダウンする」という報告があって危惧したのはそのせいだったのだ。

 大飯原発は、分散なんてやっていないでしょう。他の原発もそうだ。だって、福島原発1号にあった免震棟すらないんだからね。

 フランスAREVA社の新しい原発では配電盤・デーゼル発電機を三箇所に分散していることをコマーシャルしていたが、その程度の安全施設を工事完了してはじめて、再稼働させてください、というのが筋でしょうに。
posted by 山科玲児 at 07:44| Comment(0) | 2012年日記
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