2012年06月25日

ミスリード産経新聞


原発再考 2919トン 収容限界「核のゴミ」 それでも「六ケ所村」は動かない
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120624-00000518-san-soci

>「再処理工場が動かなければ、使用済み燃料の出口がない」。日本原燃の担当者は焦りをみせる。

 これは「再処理やれば核のゴミが消えてなくなる」という印象を与えるミスリードだ。あくどいねえ産経新聞。

あのさ、再処理やっても、核のゴミの量はあまり減らない。
核のゴミをおおまかに分けると

@燃え残りウラン+
Aセシウムとストロンチウム+
Bプルトニウム+
Cアクチニドなど長寿命放射性元素

@は再利用できるかもしれないが、Bはもう無理、もんじゅもろくに動かないし、プルサーマルも強行できないだろうし、第一プルサーマルしてもとても消化できない。
 ちなみに、核武装したい人にはお気の毒だが、核兵器にもできない。日本の原子炉からでるプルトニウムは同位元素プルトニウム240が多いので、普通に核兵器にできないのだ。プルトニウム240を減らすのは不可能に近い。そんなことやるより黒鉛炉をこっそり作ったりしたほうがよほど安くて簡単だ。イギリスなんか、せっかく抽出したプルトニウムを地下に捨てるということにしたらしい。

結局、@しか減らない。核燃料ってのは炭なんかと違って殆ど軽くならないからもとのままの重量・体積がある。

そのために、毎年なん兆円もの国費を六カ所の施設に投下してるんだな。そんなことより使用済み核燃料の少しでも安全な梱包と最終処分方法の研究やったらいいと思う。

posted by 山科玲児 at 09:57| Comment(0) | 2012年日記
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