
石の印材で鶏血石という赤い石があって、高価というので有名であるため、偽物も多い。
清時代の産地であった昌化産のものが一時とれなくなったので、内蒙古の巴林、最近はまたべつのところからも掘り出しているようだ。 もともと硫化水銀の赤なので水銀鉱の近辺で取れたりするらしい。
1980年代に東京で売られていた鶏血石は、大部分、内蒙古の巴林産だったと思う。
これは、戦前の昌化鶏血で、小指の爪ぐらいの小さなものだが、こういう肌合いのものは、なかなかない。
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「丹」は「丹青」の赤色の意味ですもんね。
水銀が赤くなる理屈はわたしには分かりませんが(笑
体温計の水銀が赤いのは、あれは色付けしてあるんですよねえ?