2012年09月13日
暗い太陽のパラドックス
30億年前の始生代の太陽は今よりずっと暗かったらしい。70−80%程度の熱しかだしてない。今の地球でそうなったら、海は皆氷結して氷の塊になっているはずである。
どうも、地球創世のころというと、熱帯のような状態を想定しがちだが、逆らしい。
スノーボール地球説というのがあって、確かにそういう凍りついた時代も何度かあったはずだが、氷結していない時代も多かった。なぜだろうか?? というのが、全地球史を考えるときの難問らしい。これを「暗い太陽のパラドックス」という。
一応は二酸化炭素が多かったので、温暖化効果で海が凍らないでいるという試算があるようである。
二酸化炭素は氷河期にならないための重要な要素であって、もっと多いほうがいいと思った。
実はその恩恵は今も続いている。 実際、現在の太陽と地球で温暖化効果がないと、地球の平均気温は 氷点下十度ぐらいになるらしい。
posted by 山科玲児 at 07:34| Comment(0)
| 2012年日記
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