2012年10月03日

明治帝はナチュラルオブジェクトがお好き?


 イスタンブール特集の芸術新潮9月号を図書館でみていたら、皇居内にある
三の丸尚蔵館で開催されていた
第58回
珍品ものがたり
平成24年7月21日〜9月2日
http://www.kunaicho.go.jp/culture/sannomaru/zuroku-71.html

という展覧会のなかで、「ザボンをくりぬいて乾燥させ漆・蒔絵を施した容器・菓子鉢」
があったというのだ。しかもそれが「明治天皇の発案」だというのだ。
明治帝はこの手法で 煙草入れなどを作ったらしいし、カボチャもやってみて腐って失敗したそうだ。
どうも、明治帝はロンドンの骨董街でいうNatural Objectが好きだったようだ。(訂正::Natural Materialというほうがいいみたいだ).
これは、竹や犀角、瓢箪など特殊な材料を活かした工芸品である。

 

これは、大英博物館にある、瓢箪を型のなかで成長させて作った6cmくらいの小さな容器;BMchineseGourd.jpg
   

法隆寺献納宝物のなかの、八臣瓢壺というのは、瓢箪を特殊な方法で作った容器である。これは、東京国立博物館ではなく、宮内庁管理であり三の丸尚蔵館にある。早い話、敗戦後GHQによって皇室財産の整理縮小が行われたときに、皇室が手元に留めた数点の中に入っていたのだ。なんでこんなものに皇室が執着するのかなあ?と思っていたが、明治帝の愛好品だったのかもしれない。

瓢箪を鋳る:世界で最古の伝世瓢箪工芸品、2002/01/16
http://reijiyamashina.sakura.ne.jp/gourd/gourd.htm
posted by 山科玲児 at 07:55| Comment(0) | 2012年日記
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