2012年10月22日

清代学者像伝 の弊害

趙之謙28.JPG

 歴史を学んでいると、古い時代にでてくる人々がどんな顔をしていたか知りたくなる。ローマ帝国皇帝なんかは結構肖像があるが、中国人の場合、あまり精密な肖像は少ない。
 清朝時代の学者・官僚・芸術家については 368名(371幅 もの肖像画を集めた清代学者像伝 というものがある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%85%E4%BB%A3%E5%AD%A6%E8%80%85%E5%83%8F%E4%BC%9D
 これはWikipediaに掲載されたせいか、肖像としてWikipedia で結構使われている。ところが、ここに収録された肖像にはかなり疑問のものが多い。まあ300人という量だから多少おかしいのが混じっていてもしょうがないが、西レイ印社印人画像などで顔が有名な人でもおかしいものがある。趙之謙なんかもかなりおかしい(普通使われるのはイメージの顔)。
どうみても別人だよな−>
http://zh.wikipedia.org/wiki/File:%E8%B6%99%E4%B9%8B%E8%AC%99.jpg

 あまり中国物のウィキメヂアには関わりたくないのだが、あまりにおかしいので、呉穣之、包世臣、趙之謙などはかえないとなあ、、と思っている。
タグ:中国 肖像
posted by 山科玲児 at 06:42| Comment(0) | 2012年日記
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