2012年12月14日

臼杵の十王

臼杵十王石仏.JPG


  地獄の裁判官:閻魔様 は、どうも唐代末五代ぐらいに 十王という地獄の裁判官集団として体系化されたもののようである。
  この十王の石仏を臼杵でみた。地蔵菩薩を囲む形で彫刻されている。あまり怖ろしいお顔はなく、むしろ童顔で可愛らしいお顔があったのが、印象深い。
  平安末鎌倉時代の造像だとすると1200年前後、十王の図像としては最古かどうかはわからないが、相当古いほうに属すると思う。
タグ:石仏 臼杵
posted by 山科玲児 at 09:27| Comment(0) | 2012年日記
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