故カール セーガンが考えたパラドックスで、天才的だなああ、、と思ったのがこれだ。
現在の太陽の理論では35億年前の太陽は今より75%ぐらいしか明るくなかった。
太陽が暗いのだから、地球はー30度ぐらいの平均気温になり完全に氷結しているはずだ。
ところが、35億年前の海の証拠や生命化石がある。
なぜか?
確かに原生代には地球全体が氷河に覆われるスノーボール状態になったそうだから、当時の太陽は結構暗かったのかな?という気もしないではない。
CO2が当時はやたらと多かったので温室効果で、、というのが一般的な説であるが、現実に昔の地層でCO2やメタンを推測するとそれほど多くなかったという研究もある。CO2削減という迷信・プロパガンタに踊っている人々には有利な説なので定説のようにみられているがどうもそうでもない。
で、
・太陽が昔は大きかったので、結構明るかった。太陽風で太陽の質量がどんどん減っていったので現在の質量になった。
という説もでてきたようだ。
私が最近考えているのは、
・地球は昔はもっと太陽に近かった。40億年かけてゆっくり現在の軌道へきた。
という考えだ。
地球と月の間の潮汐で月はだんだん離れている。これは角運動量保存ということもある。
太陽の自転が遅くなっているのは確かだろうし、地球 太陽の間で角運動量保存させようと思ったら地球の軌道をすこしづつ大きくするのが一番早そうだ。
現に、年に10メートルぐらい太陽から遠ざかっているらしい。10M/年ではとてもパラドックスは解けないが、もっと太陽に近かったときは効果が大きかったとするとなんとかならないかな?
2013年05月06日
暗い太陽のパラドックス
posted by 山科玲児 at 09:36| Comment(0)
| 2013年日記
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