2013年05月08日

ラファエロの父親

GiovanniSanti7.JPG



  西洋美術館で、ラファエロ展をみたとき、一番 興味深かったのは最初に展示されていたラファエロの父親の絵である(イメージ)。かなり硬質で、ラファエロとは相当違う。カルロ=クリヴェッリなどのヴェネチア風 フランドル風の感じがするものだ。

  板の感じ、彩色層の感じ、絵の具の感じも、マルケのアスコリ=ピチェーノでみた、クリヴェッリの断片によく似ていた。

 ラファエロが12歳のとき亡くなっているけれど、ラファエロはすごい早熟の天才だったようなので、当然影響があっていいと思うのだが、全くといっていいくらいない。

 この辺にもラファエロの複雑性があるようにも思う。

 父親の他の絵をネットで探した。やはり同じような画風である。

聖母のエリザベス訪問  ウルビーノ  
http://www.repubblica.it/2009/04/sezioni/arte/gallerie/raffaello-2009/raffaello-2009/10.html


Giovanni Santi 聖母子  ナショナルギャラリー  ロンドン
http://www.wga.hu/html/s/santi/virgin_c.html
posted by 山科玲児 at 10:11| Comment(0) | 2013年日記
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