2013年06月13日

タリス スコラーズ

 2013年6月11日に、  タリス スコラーズの演奏会にいった。
  http://www.acros.or.jp/r_event/sponsor_detail.php?event_id=5110 
タリス スコラーズのHP
         http://www.thetallisscholars.co.uk/
 アクロス福岡7時〜9時
 かなりよく入っていたようである。禁欲的な協会音楽ばかりのプログラムなので、福岡古楽音楽祭関係の人が多いのだろうか、と思った。タリス スコラーズは東京でも演奏会にはいったことがなかったので、 この際 実演にふれ、顔をみたいと思っていた。それなのにオペラグラスを忘れたのはうかつだった。
 ジョスカンのミサは立体的で見通しがよく透明な多面体のような不思議なものだった。他の作曲家とは全く違う。またバスにかなり要求が強い。オケゲムやラリューほど低音重視ではないが。なんというか各声部の独立性がきわだっている演奏だった。 ただし、 OSANNA第2の処理はなかなか難しいものがある。

 アレグリのミゼレレは階上に1グループを配して、完全に分散合唱でやっていたのは素晴らしかった。この曲は意外低温部が重要なパートになっている。 後半で階上のソプラノが素晴らしい装飾部をつけて歌っていたことには感動した。
 他は、どうもね。タリスは鈍重で、のしのしと7声部が進行するし、冒頭のラッスス Alma Redemptoris Materはこれは来るんじゃなかったと思うくらいの曲、バードも退屈。ただ、ヴィクトリア のLammentatioNo.3は急にスペインらしさがでてくるのには、どこがちがうんだろうと思ったものだ。もとにある旋律はグレゴリアンなんだろうに。
 ジョン  タブナー現代曲のThe Lammはわりとよかった。この人はルネサンス時代のタブナーとは別人
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%B4%E3%83%8A%E3%83%BC

もう一つよかったのはアンコールででたラッススの Ave Regina Coelum  始めパレストリーナかと思ったがあとでラッススだと知った、ラッススにも良い曲があるんだなあ、、と思った。
歌手の背丈が様々なのだが背の低いテノールのchristopher watsonはグレゴリアンがうまく、バスにも相当うまい人がいた。ティム・ホワイトリーだとうと思う。

講演予定などの記事はプロモーターのアレグロ・ミュージック  サイトが詳しい
http://www.allegromusic.co.jp/newspage3.html
posted by 山科玲児 at 07:39| Comment(0) | 2013年日記
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