2013年06月22日

マヤ文明の遺跡が発見される


 メキシコ ユタカン半島の根本 カンペチェの東方、カラクムル遺跡の北、リオベック遺跡より北西、の3000平方キロメートルの空白地帯で、大きな遺跡が発見されたようである。15ほどのピラミッドのあるこの地域ではかなり大きい遺跡だ。まだまだ荒れ果てた状態で、地上に石碑が横倒しになっている状態なので、発掘どころか清掃整理すらされてないわけで、新たな碑文による歴史資料の発見が期待される。
 ところで、この遺跡のあだ名Chactun(チャクツン)をRED STONEと訳している記事があるようだが、少なくともマヤ語では「多くの石」「大きな石」であり「赤い」という意味はない。ナワトル語などではどうだかわからないが。。まあ色々な現地語があるでしょうから。。
 どちらかというと、スペイン語のPiedras Grande(大きな石)のほうがいい訳だ。
   ref. 戸部実之、マヤ語辞典、秦流社

 例によって日本語ニュースはわけがわからないので、、
英文による報告
(インタビュー動画あり)
http://www.pasthorizonspr.com/index.php/archives/06/2013/extensive-maya-city-discovered-in-campeche

 チームリーダーの考古学者はスロヴェニアの人だが、スペイン語を流暢にしゃべるんだね。マヤ学では、スペイン語がメインの言葉だから、マヤ学やるにはスペイン語とマヤ語をやらなくちゃいけないのであまりにハードルが高く、学生時代あっさり挫折したものだ。


久しぶりに、マヤ文字のことを思い出して
マイクル=コー「マヤ文字の解読」
http://www.amazon.co.jp/dp/442220226X/

に旧稿を改良した書評を書いてみた。
posted by 山科玲児 at 08:06| Comment(0) | 2013年日記
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