2013年10月21日

平均律クラーヴィア曲集と声楽


2012年5月14日に、
バッハは自作をどれだけ編曲したのだろう?
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/55832070.html

>教会音楽の声楽曲から器楽曲へ編曲したものではないか? と疑うものである。同様の曲はもっとあるだろう。

と書いて、

【初音ミク、カイト】BACH平均律二巻よりCis Dur Fuga
http://www.youtube.com/watch?v=NHdwxBiBOog

を紹介したが、また聴くとやはり非常によかった。これをバックにアニメやCMをやるととてもいいのではないか?とさえ思ったものだ。なんかモーツアルトの魔笛のパパゲーノとパパゲーナのデュオを連想させた。そういえば、モーツアルトはウイーン時代にバッハを研究していました。


平均律のなかにこういう曲がどれだけはいっているか知りたくなったので、平均律クラーヴィア曲集のグールドCDが安かったので買った。

グールドの平均律クラーヴィア曲集第2巻嬰ハ長調 BWV872のフーガの解釈は、明らかに声楽的な印象を与える。ボーカロイドで歌わせようとした人もグールドに刺激をうけたのかなあ、と思った。

平均律クラーヴィア曲集には、ボーカロイドむきのものがまだあるように思う。ただ、他の人が同じ嬰ハ長調のフーガをボーカロイドで演奏しても、さして面白くなかったので、作者=演奏者=編曲者の腕が問われるところだろう。
posted by 山科玲児 at 07:07| Comment(0) | 2013年日記
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