2026年05月21日

年老いて衰えた太陽

19世紀から20世紀前半のSFや 怪奇小説
には、


「年老いて衰えた太陽が照らす荒廃した世界」

というのが時々でてくる。
  例えば クラーク・アシュトン・スミス

どうも、このイメージは、19世紀の科学、太陽のエネルギー源に関する誤解に基づくイメージではなかったかと思う。核融合が太陽のエネルギー源であるとわかり、太陽の一生の恒星進化ラインがある程度みえたのは20世紀のホイル、バービッジあたりの研究からである。1834年:ヘルマン・ヘルムホルツが太陽のエネルギー源が重力の効果であると提案する。というのもあったし、たぶん19世紀では、太陽のエネルギー源は、もともとあった重力エネルギー、つまりガスが収縮して温度が上がり光り出すという効果で光っていると考えていたのではなかろうか?それなら、確かにもともとあった限られたエネルギーを光にしてしまえば冷えてしまい「年老いて衰えた太陽」になってしまうし、当時は太陽が光る時間は数十万年ぐらいと思われていたのかもしれない。
 この事情は、現在発見されている褐色矮星のような状態をイメージしていたのだろうか。

ただ、どうも「年老いて衰えた太陽」イメージは作家や画家、などのイメージの中に今でも残っているのかもしれない。



タグ:小説 太陽
posted by 山科玲児 at 14:51| Comment(0) | 日記

2026年05月20日

ダークマター研究の歴史

noteで
 宇宙のダークマター研究の歴史について、まとまった記事があった。

ダークマター(暗黒物質)探求ものがたり#1
https://note.com/kojifukuoka/n/n4bdc67d8f9ba
https://note.com/kojifukuoka/n/n5ed099572fce
https://note.com/kojifukuoka/n/nd878fb8003aa
https://note.com/kojifukuoka/n/n9d2630f9936f
https://note.com/kojifukuoka/n/n1e2baaaaa7ff

最新 状況 の良い  報告 動画がありました。。
【解明寸前】ダークマターの正体:JWSTと巨大実験が暴いた「ここまで分かったこと」 
https://youtu.be/NJJnjyoyRfc



この、重力だけで影響があり、他の相互作用を全くしない 謎の物質が宇宙に多量にあるどころか、通常の「物質」のほうが少数派でダークマターのほうが宇宙の主人公だという発見は、実はずいぶん古い。
  あの「オールトの雲」を提唱したオールト、次に、かんしゃく持ちで口が悪い天才肌のツヴィッキーが主張したのだから、もう100年近い歴史がある。
 それでも20世紀の宇宙物理の本には、
小さく出てるだけだった。当時は MISSING MASS(失われた質量)
という用語だった。
 実は、この議論をするために必要な知識は極めて初歩的なものだけでいい。ニュートン力学のヴィリアル定理という初歩の初歩の話だけでいいのだ。一般相対性理論の知識なんか全くいらないので、微分幾何学だテンソルだという数学をやる必要も全く無い。はっきりいって、19世紀以前の数学で充分。いや、海王星を手計算で発見した、あの天体力学のめんどうな計算なんかよりずーーと簡単な話で、19世紀に発見されなかったのが不思議なくらいだ。これは、アンドロメダ星雲がもうひとつの銀河系だとわかり、広い宇宙が観測できるようになってはじめてダークマターの効果が実感できるようになったということだと思う。ダークマターの効果は規模が大きい構造になるほど大きくなるからだ。太陽系内ではほとんど目立たず、大きな星団>銀河系>銀河団とサイズが大きくなるほど影響が大きくなる。
ただ、本当に簡単でわかりきった議論や数学なので、ビッグバンほど流行のテーマにならなったのは、ひょっとしたら
かんしゃく持ちで口が悪いケンカっぱやい天才肌のツヴィッキーが、嫌われ、人望が無かったからではないかとさえ邪推したくなる。。
 ビッグバンの提唱者:ジョージ・ガモフはロシア人らしくアル中ぽかったが、ユーモア豊かで健筆でもあった。「不思議の国のトムキンス」という啓蒙書はよく読まれたものだ。アインシュタインが、交際が上手い人格者だったのは有名である。ゲーデルとの交際は素晴らしかった。

posted by 山科玲児 at 06:16| Comment(0) | 日記

2026年05月19日

学問の流行



  太陽系外惑星の発見にともない、太陽系とは全く違った変わった多様な惑星系がむしろ普通であることがわかり、古くさいカビの生えた、だれも研究しなくなっていた「天体力学」という伝統工芸のような分野に新たに華やかな光があたったということ ある。
  学問の流行というのも、どう動くかわからないものだと思う。。
学問の流行というのも、どう動くかわからないものだと思う。。


「天体力学」なんて、20世紀までは天文台に就職した人が片手間に学ぶようなものではなかったか? もう一つの天体力学への後押しは、 コンピュータの性能向上と普及、と巨大な赤外線望遠鏡の開発によって、エッジワース・カイパーベルト天体の
発見があいついだことだろう。プラネット9 の探索熱も、「天体力学」への、後押しのひとつである。


タグ:天体力学
posted by 山科玲児 at 15:38| Comment(0) | 日記

AI による概要

日本語の「大統領」の語源
についてのGoogle「AI による概要」は、かなりおかしいもので、
2026年現時点での「AI による概要」はデマ・大間違いの原因になりやすいことをよく示している。
まあ、日経新聞もひどいものだけどね。 
「大統領」
>>
AI による概要
「大統領」は、英語の「President(プレジデント)」の訳語です。英語の語源であるラテン語の「人々の前に座る(議長・司会)」から来ており、幕末の日本でペリー来航時に「国のトップ」という意味合いを込めて「大工の棟梁」のような親しみやすいトップを意味する熟語として考案・定着されました。 [1]
さらに詳しい歴史的背景や訳語のルーツについては、以下の専門的な資料をご確認ください。
posted by 山科玲児 at 05:36| Comment(0) | 日記

2026年05月17日

デーツとピーナッツバター

デーツ  ピーナッバター.JPG
デーツとピーナッツバターの相性がとても良い。
推薦

posted by 山科玲児 at 17:42| Comment(0) | 日記

バクファルクのリュート曲

Bakfark_Balint_lyoni_lantkonyvenek_cimlapja_(1565_korul).jpg

バーリン(ヴァレンタイン)・バクファルクのリュート曲を最初に聴いたのは、
アルヒーフのコンラート・ラゴスニックのリュート曲選集LP三枚の1枚だったと思う。
Konrad Ragossnig (6 May 1932 – 3 January 2018)
異風な感じがして、よく憶えている。
21世紀で。なおYoutubeでコンラート・ラゴスニックのものを聴けることは喜ばしい。
Bakfark: Lute music - Poland/Hungary - Fantasie I
https://www.youtube.com/watch?v=uybiivKhhgE
21世紀の現在の演奏として、東欧の演奏者による録音がYOUTUBEで公開されています。
  私としても、こういうファンタジアという抽象的な楽曲のほうが良いと思うが、実はバクファルクの現存する曲の大部分は既存のシャンソンのリュート編曲作品です。こういうファンタジアは少数です。これはちょっとがっかりな点です。
 ただ、バクファルクは死の床で自作を多量に廃棄したという伝説があるので、そのためかもしれません。


posted by 山科玲児 at 05:02| Comment(0) | 日記

2026年05月10日

開封のユダヤ人の動画

開封のユダヤ人の動画
19世紀に西洋人がかなり感心をもって研究したテーマなんですが、
その現代版::
posted by 山科玲児 at 18:41| Comment(0) | 日記

蘭亭序の系統図

蘭亭 系統図.jpg


王羲之  蘭亭序の現存諸本の系統図を書いてる。
 実証的にやると、古来の 説とはかなりちがってくるようだ。

 未完成ながら、ちょっとだしてみますね。

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posted by 山科玲児 at 07:46| Comment(0) | 日記

2026年05月06日

蘭亭序と易経



P1060185.JPG

易経:繋辞上伝
  仰いでは以て天の文を観、俯して以て地の理を察す

蘭亭序:
仰いで宇宙の大を観る、俯して 品類之盛を察す

これは引用であることは確か

イメージは孫淵如、孫氏易伝集解 、から


考えてみれば、蘭亭序の注釈、典拠分解分析
ってあまりきかないなあ。こういうのをいかにもやりそうな、戦前の三省堂書えん 2巻  蘭亭序特集号にもなかった。

魏晋時代には、易と老子と荘子を
「三玄」といって尊んだというから
東晋の王羲之が易経の繋辞伝に親しんでいてもおかしくない。
posted by 山科玲児 at 17:09| Comment(0) | 日記

2026年05月02日

氷河期とミランコヴィッチ サイクル

ミランコヴィッチ サイクルについて良い解説動画がありました。
しかし。氷河期が来ないことは大変良いことだとおもいますけどね。それはガイア的な地球の生命圏全体にとっても良いことです。なぜそういう発想にならないのでしょうか?? 

人類の影響による二酸化炭素・メタンの増加は5000年ほどの歴史があり19世紀以降の話じゃないのです。
【衝撃】本来1万年後に来るはずだった氷河期、人類のせいでキャンセルされた可能性【ゆっくり解説】
https://youtu.be/hLcO4tZ8L6I
posted by 山科玲児 at 10:59| Comment(0) | 日記