2023年04月01日

【エイプリルフール】 小西議員は自民党のスパイか



久しぶりのエイプリルフールネタです。午前中に出さないとね。

現在、立憲民主党の小西洋之議員の行動があまりにも常軌を逸している。
しかも、今、全国で地方選挙が始まっているよね。
選挙最中に立憲民主党議員の問題が起こり、執行部まで混乱したら、どうなるか?
これで利益を得るのはだれか??
自由民主党ではないか??
小西議員が自民党のスパイで、立憲民主党を混乱させようとしているとすれば、この行動も理解できる。
小西議員は河野太郎とも関係があるそうだよね。
posted by 山科玲児 at 08:38| Comment(0) | 日記

麻布食品の麻

麻 説文大字典.JPG   観海童詩IMG1 (3).JPG

 今、話題の「河野太郎ファミリー企業「麻布食品」の「麻」の字は旧字体なんだそうだ。
【麻布食品】小西洋之「疑惑」の本丸は河野太郎か【デイリーWiLL】(該当箇所 再生 タイムオプションつき)
https://youtu.be/-YUNs7qWRuM?t=360
  いわゆる康煕字典体である。
  旧字体だから、日本で使わないというわけでもないんだろうけどね。簡体字のように中華人民共和国でないと使っていない字だというわけではない。台湾では使っていると思う。ただ、ATOKにも標準では入っていなかったし、確かにあまり使用されていないのかな。
  そこで、字体を清朝 嘉慶年間刊行のものを中華民国期に求古斎で改訂編集したものを影印出版した説文大字典から左イメージをだしてみました。

  でもね、実は6世紀初頭の鄭道昭が普通に常用漢字体を書いているんだよな(右イメージ 観海童詩)。つまり、常用漢字体のほうが古いというわけだ。旧字体は唐後期の開成石経体(837年)のようである。

posted by 山科玲児 at 08:24| Comment(0) | 日記

麻布食品 疑惑

 この
【麻布食品】小西洋之「疑惑」の本丸は河野太郎か【デイリーWiLL】
https://www.youtube.com/watch?v=-YUNs7qWRuM
 他の動画の数倍以上の再生数がある。 
 これは、単に小西議員だけの話ではなく河野太郎大臣の河野ファミリーと野党議員との間のつながりを示唆し、多くの与野党議員をまきこんだとんでもない闇の話をあけることになるかもしれないと、視聴者が感づいているからだろう。
 この麻布食品事件は金額が小さいが、影響は大きいかもしれない。。
posted by 山科玲児 at 04:43| Comment(0) | 日記

2023年03月31日

岩波書店の李白詩

唐詩別裁 李白.jpg   
唐詩三百首  五言絶句 ss.jpg李太白集 第六 湖北ss.jpg


 
李白の有名な詩 静夜思には、テキストが日中で違い、しかも日本テキストのほうが優れているという奇妙な逆転があることは、既に書いておいた。

岩波書店の一般書::
漢詩のレッスン(岩波ジュニア新書)
https://www.iwanami.co.jp/book/b223827.html
では、
  明月+山月
というハイブリッドなテキスト
を使っている。
これには、典拠がないわけではない。沈徳潜「唐詩別裁」のテキスト(上 黄色い紙のイメージ)である。
 しかし、これはどうもいただけない。
 日本なら、服部南郭先生 の良識にならって「看月+山月」でいいと思う(下右の蜀本)。
 どうしても中国に媚びたい、中国で現在一般的な詩句にしたいのなら、「明月+明月」にするべきだろう(唐詩三百首  下左)。
中国人の動画は、皆これである。明時代にできた俗本の形だ。

 実際は清時代の本でもアカデミックな全唐詩や李太白集などは大体「看月+山月」であり「明月+明月」なのは、お手軽な唐詩三百首ぐらいである。中華人民共和国の教科書にこのテキストが採用されたのは、学問の劣化といわなければならないが、いまさら「違いました」「日本のほうが正しかった」といえないのが苦しいところなんだろう。
posted by 山科玲児 at 07:28| Comment(0) | 日記

2023年03月30日

牛肉のラープ風

パクチー.JPG  牛肉  ラープ風.JPG


長崎のイオン系スーパー、レッドキャベツに パクチーが売っていたので、

牛肉も買って、ラオス・北タイの料理:ラープ風牛肉をつくりました。

posted by 山科玲児 at 07:47| Comment(0) | 日記

臨河叙 への疑問

臨河叙 従山.jpg  臨河叙.jpg



南宋以後刊行された、いろんな本に収録された詩文としての蘭亭序のテキストがすべてといっていいほど
「領字従山」であることは、既に数年前に指摘しておいた。
一方、みおとしていたものがあって、なんと法書要録の明版も「領字従山」らしい。

さらに見落としていたが、宋版の世説新語に注釈として引用された「臨河叙」まで
「領字従山」なのである(イメージ)。。

臨河叙 (臨河序)
https://reijibook.exblog.jp/30250846/

これは、かなり問題があることで、もし、蘭亭偽作説の人がいうように、現在の法帖拓本や模写本にある蘭亭序がこの「臨河叙」をもとにして偽作されたものなら、なんで現在まで伝わった蘭亭序の大多数が「領字従山」でないのか??
という大問題に発展する。だいたい、「嶺」→「領」への改変って考えにくい。「領」「嶺」は文意から、ありえることであるし、事実 南宋以降のテキストのほとんどはそうなっている。
残念ながら唐抄本世説新書には、この部分がないので、唐時代にどうであったかはわからない。
これを解決するためには、唐代以前から蘭亭序テキストは複数あった  と考えざるを得ない。

さらに「序」と「叙」の問題がある。なんで臨河「叙」(イメージ)なんだろうか??

蘇東坡が、祖父  蘇序の諱 を避けて蘭亭「序」を蘭亭「叙」にした。これに、文人たちがならって「蘭亭叙」を使うようになったというのが定説である。それなら、臨河「叙」 という文字があればそれは南宋以後の改変であろう。そうなるとこの注釈自体が南宋時代に追加挿入されたものだったのか、あるいはかなり文章の改変があったのか、という問題がでてくる。

イメージは宋版 世説新語  から採った。


posted by 山科玲児 at 03:33| Comment(0) | 日記

2023年03月29日

李白  靜夜思 のテキスト問題 続続

李太白集 第六 湖北ss.jpg

李白  靜夜思 のテキスト問題 については2018年に書いたが、

2018年05月22日 李白  靜夜思 のテキスト問題 続&【訂正】
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/183288469.html

最近、この論文をみつけた。広島大学の中国人研究者による論文

李白「静夜思」本文変遷史新考 : 『文選』所収の魏文帝「雑詩二首」との関連性をめぐって
https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/ja/00046864

この論文の妥当性については、まだよくわからない。宋元の例といってもそれほど確実であろうか? 後世に刊刻するときに文字が編集されることもあるしねえ。

イメージは、蜀本の清末重刻本、長尾雨山旧蔵本

posted by 山科玲児 at 08:08| Comment(0) | 日記

ドミニコ・ガロのラ・フォリア 続




ドミニコ・ガロのラ・フォリアの良い演奏を更にみつけました

Domenico Gallo La Follia Freiburger Barockorchester
https://youtu.be/q6ObNmzqkEQ?t=4168
あの演奏会の切符がとれない団体 フライブルク・バロックオーケストラの演奏です。
これそうとう良いですね。

これは、ラ・フォリア の優れた演奏動画をルネサンス時代のスペインからヘンデルまでつなぎ合わせて集成したものです。著作権的にはあやしいのですが、、非常に面白い。
posted by 山科玲児 at 06:24| Comment(0) | 日記

2023年03月28日

ドミニコ・ガロのラ・フォリア



コレッリの有名なソナタ以降、ジェミニアーニ、ヴィヴァルディ、サリエリなどでより大きな編成での編曲拡大リスペクト作品が続出したラ・フォリアですが、、

ドミニコ・ガロ も作ってました。
Domenico Gallo, Sonata No. 12 La Follia in G minor (c. 1760), Australian Brandenburg Orchestra
https://www.youtube.com/watch?v=Fr2sjjQ1u1A

ううむ、これは、ちょっと不思議な感じだなあ。創作3割、編曲7割というところでしょうか。。

2021年02月09日 悪ふざけじゃなかった
 http://reijiyamashina.sblo.jp/article/188386181.html  
で指摘してるように、セバスチャン・バッハもラ・フォリアへのリスペクトやってました。


posted by 山科玲児 at 07:50| Comment(0) | 日記

2023年03月27日

ドミニコ・ガロ 売ってた

Gallo.JPG


Domenico Galloのトリオソナタ 新品CDがamazonで売ってたので予備にまた1枚買いました。長調のバロック・ソナタでは群を抜いて優れたものだと思います。
Domenico Gallo 12 Trio Sonatas - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=pkP81gRdg2Y

しばらく品切れ 絶版 状態だったので、もう売ってないのかな、ここまで優れた作品のCDがもったいないと思っていたのですが、どうやら、また入荷してきたようです。
当方の環境では、CDのほうが音質がずっとよく再生できるので、こういう愛好する曲ではCDにしています。

posted by 山科玲児 at 08:50| Comment(0) | 日記