2019年10月18日

カンボジア料理


マイナーだからこそ発見する楽しみも味わえるカンボジア料理

ANAの宣伝サイトで、カンボジア料理 のことを紹介しています。

私がシェムリアップにいったとき食べたのは、辛くないタイ料理みたいで、いまいちよくわからなかったなあ。

ただ、果物は絶品でした。ミルクマンゴーでしたが。。


posted by 山科玲児 at 11:00| Comment(0) | 日記

表題が既に嘘

原爆実験.jpg



成功していた日本の原爆実験―隠蔽された核開発史 単行本(ソフトカバー)  – 2019/8/1
ロバート・ウィルコックス (著),    矢野義昭 (翻訳)

という煽った表題の本がある。しかし、表題が既に嘘だと判断せざるをえない。実験成功の唯一の根拠が、捏造写真「上海南駅の赤ん坊」で有名なLIFE誌、捏造写真担当者ではないとはいえ、そのLIFE誌の記者の証言、しかも当人の見聞ではなく、他人からの伝聞証言のみが証拠というお粗末さ。

これだけの大冊(A5版 410P 殆ど活字ばかり)なのに全ては状況証拠と憶測しかない。翻訳のミスなのか核関係の科学用語もおかしいようだ。

なんのために書かれた書物なのだろう、と想像するに、

米国人の一部には、

フーバー回顧録>これはアメリカの歴史において、未曾有の残虐行為だった。アメリカ国民の良心を、永遠に責むものである」

こういう後ろめたさがある。

「日本も核実験やってて米軍に使うつもりだった」
となれば、
「正当防衛だ、おあいこだ、原爆投下は正しかった」
ということになる。

アメリカ国民の良心のキズを癒やすために出版されたものなんだろうと思う。

長崎、原爆中心地近郊にて記す。
posted by 山科玲児 at 09:14| Comment(0) | 日記

2019年10月17日

「イタリア料理」や「日本料理」は存在するのか

美食の文化史.jpg



美食の文化史(ref1)は、仏蘭西中心でフランス中華思想を感じるとはいえ、面白い本だ。

220Pに示唆的な文章がある。
>民族料理というのは存在しない。あるのは順応性豊かな国際料理と地方料理だけである。ガストロノミーの単位は地方であって国家ではない。

似たような意見を有名なシェフであったレイモン・オリヴェも書いていたようだ(ref2)。

  スパゲッティについて、
>イタリア全土に普及したのが1960年代だ。
という説を読んだ。だからといってスパゲッティがイタリア料理ではないのだろうか?そりゃ、全イタリアが同じということはないだろう。アルプス地域もあるしね。パスタは南イタリア中心だからあたりまえのことである。パンも多いし、ロンバルディアではリゾットも多い。「イタリア料理」という概念自体が便宜的なもので、美食の文化史の著者が主張するようにナポリ料理とかトスカナ料理とかいうような細かいカテゴリーにするほうが良いのかもしれない。

 1960年代、九州長崎では蕎麦屋がほとんどなかった。一軒あったがうどん類似のものだった(蕎麦屋さんごめんなさい)。となると、ざる蕎麦かけ蕎麦は、日本料理ではないのだろうか? 「日本料理」というのも便宜的概念だろう。

  ロシア料理のボルシチは、もともとウクライナ料理である。もともと「シチー」という広い意味でのロシアスープ・煮込みがあって、その一つであった。しかし、ボルシチがロシア料理でないとはいえないだろう。むしろ「ロシア料理」概念そのものが便宜的なものなんだろう。

  美食の文化史の著者がいうように、国家や民族に料理を結びつけるのは安易だが、無理があるのかもしれない。


REF1, ジャン=フランソワ=ルヴェル、美食の文化史、筑摩書房、1989 
REF2.  レイモン=オリヴェ フランス食卓史、人文書院、1980
posted by 山科玲児 at 06:44| Comment(0) | 日記

趙之謙の元ネタ 続

趙之謙 印 (2).JPG

少室IMG_5179 (6).JPG




これは、わりと知られていることなんで、今更言ってもという感じはあるのだが、原拓の拓本写真とともに呈示することはあまりないだろうから、出してみます。

趙之謙の有名な印「続渓胡樹、川沙沈樹縺A仁和魏錫曾、会稽趙之謙同時審定印」と

嵩山少室神道ケツ銘文の形式的な類似は明らかで、

更に趙之謙自体が嵩山少室神道ケツ画像を印の側面にいれたりしているから、絶対関係はあると、これは既に色々な人がいっていたとおもいます(ref1)。


ref1  書譜、趙之謙特集号、書譜出版社、香港
趙之謙の印のソース:書道全集 vol 21 印譜  中国 (平凡社)1930
少室の写真  ソース 書道全集 vol 2  漢  平凡社、1930
少室神道ケツP1080559.JPG
posted by 山科玲児 at 04:57| Comment(0) | 日記

2019年10月16日

香港島と九龍は英国領



 2014年に、中華人民共和国は1984年の中英連合声明は無効だと発言していたようです。

「共同宣言、今は無効」と中国、香港問題で対英強硬姿勢 英は「非常識だ」
https://www.sankei.com/world/news/141204/wor1412040032-n1.html

中英連合声明 Sino-British Joint Declaration、1984年12月19日   

1997年7月1日に香港を中華人民共和国に譲渡した。

   2014年の英国は、超絶親中派のオズボーンとキャメロン政権でしたから、握りつぶしていたみたいですが、よく考えると大変なことですね。

とするとですよ、

香港島と九龍半島は、英国領に戻るのではないかと思います。

新界と島々は99年の租借でしたから、自動的に返還(ただ、正統性を考えると台湾・中華民国へ返還が正しそう??)ですから、英国領にはなりません。香港島と九龍半島の主権が中華人民共和国に属するという根拠は、中英連合声明しかないのですから。

  なんか、日本にとっての北方四島のような位置づけになってしまいましたね。


posted by 山科玲児 at 10:23| Comment(0) | 日記

「書の宇宙」の拓本 続



書の宇宙
https://www.nigensha.co.jp/shodo/bk_info.html?2001&INF=487

に採用されている拓本について、少しコメントをしたい。



書の宇宙 第5冊:君臨する政治文字[漢隷]

 張遷碑  が 残念なことに、 翁綬祺本である。
これは近拓を加工して古くみせかけたもので、それについては、
張遷碑 三拓本 比較  https://reijibook.exblog.jp/22826084/

で指摘しておいた。
  どうもなんで二玄社はこればかり出すのだろう? 会社の幹部や、親交の深いパトロン的な収集家の所蔵品なので、ひいきして出してしまうのだろうか? 石川氏もこのようなものにコメントすることを拒否すればいいのに、判別する眼がないのだろうか?と危惧するところである。


次、書の宇宙 7:石に刻された文字 [北朝石刻]

始平公 造像記の整紙本/全套本では、旧拓を使っているのに、部分拡大ではより新しい拓本を使っているのは非常に不思議だった。

次、 書の宇宙〈8〉屹立する帝国の書・初唐楷書

  隋 董美人墓誌 は、原刻拓本ではない。重刻の拓本。これは判別が困難なくらい似ているから、どっちでもいいという気もしないではないが、やはりカラー図版で大きく出す以上、慎重に配慮してほしい。

 九成宮醴泉銘について、「この世のものとも思えぬ究極の字姿」と絶賛しているのだが、対象は端方旧蔵の海内第一本のみ。何十年も前からあった北京故宮の李祺旧蔵本とどちらが優れているかの論争に少しは触れても良さそうなものである。

posted by 山科玲児 at 09:25| Comment(0) | 日記

汚職を自慢するバイデン



  米国大統領選挙後補に手をあげているジョー・バイデンもと副大統領ですが、
  次男  ハンター・バイデンがウクライナで検察官に逮捕審問されそうになったときに、ウクライナ大統領に圧力をかけて、検察官を罷免させた、ということを自慢している動画が流出しました。勿論、フェイク動画という可能性もありますが、話題になっているようです。
  

Joe Biden Brags about getting Ukranian Prosecutor Fired

https://www.youtube.com/watch?v=UXA--dj2-CY

  バイデン氏は失言・軽口が多いので有名で、2016年ごろにも、
「トランプは学校に行っていないのか? 日本国憲法は、我々が作ったのだ。」とか発言して物議をかもしていました。

 やや地味な語り口で、聞きにくいので、某所で文字おこししたものを転載します。しかし、「サノバビッチ」は下品すぎるだろう。民主党支持者の下品なアメリカ人にはうけるのかもしれないが、、


I remember going over and convincing our team, others, to convince that we should be providing for loan guarantees. And I went over, I guess, the 12th, 13th time to Kiev. And I was supposed to announce that there was another billion-dollar loan guarantee. And I had gotten a commitment from Poroshenko and from Yatsenyuk that they would take action against the state prosecutor. And they didn’t.

So they said they had−they were walking out to a press conference. I said, nah, I’m not going to−or, we’re not going to give you the billion dollars. They said, you have no authority. You’re not the president. The president said−I said, call him. (Laughter.) I said, I’m telling you, you’re not getting the billion dollars. I said, you’re not getting the billion. I’m going to be leaving here in, I think it was about six hours. I looked at them and said: I’m leaving in six hours. If the prosecutor is not fired, you’re not getting the money. Well, son of a b-tch. (Laughter.) He got fired. And they put in place someone who was solid at the time.

posted by 山科玲児 at 08:54| Comment(0) | 日記

世界を旅するスパゲティー

vesta spaghetti arab cuisine.JPG

イタリア人が発狂するという、英国発で、ニュージーランドにも米国にもあるというスパゲッティの缶詰の衝撃からでた余話である。

「イギリス人の郷愁の味:スパゲッティー オン トースト」という文章があることを知った。

それで、味の素の食文化センターからでているヴェスタの 特集「世界を旅するスパゲティー」(イメージ左)を農業書センターから取り寄せて読んでみた。ヴェスタ第86号2012年5月号。

田中真知さんは、エジプトのパスタ料理コシャリをとりあげているが、中近東ならクスクスも一種のパスタだし、ジャミーラ 高橋   さんの本「アラブのエスニック料理入門」(右イメージ)にのっている サウジアラビア風スパゲッティも注目に値するのではないだろうか。

一方、おめあての斉藤理子さんのエッセイ「イギリス人の。。」はおもしろかった。
それに、高野淳氏「料理大国ペルーのタリャリン利用について」のペルーにおけるパスタの現状報告などは、まったく知らなかったことであり、興味深かった。どうも南米じゃ、ペルーが一番食に貪欲らしい。

 まあ、そういうことで、どうもイタリア風ではないスパゲッティ・パスタもいろいろありそうだと思っている。ただそういうのは、「和風」とか「日式」とか「アメリカン」とか形容詞をつけてもらいたいものだ。

まあ、蕎麦・ソバも日本ソバと、羊肉の出汁で食べる伝統的な北京のソバでは全く別物だろうから、いろいろなヴァリアントがあってもよいのだろう。

posted by 山科玲児 at 06:46| Comment(0) | 日記

2019年10月15日

珍しい写真

尊古齋二集印面.jpg尊古齋二集 巻頭印.JPG

尊古齋二輯 陶印写真.jpg

平凡社  書道全集のなかで写真著作権なしで使える珍しい写真として、尊古齋古璽集林第2集巻頭の大きな陶印の印面、印そのものの写真があります。

当時の所蔵者はわからないようですが、なにかの図録にのっていたのかもしれません。
尊古齋古璽集林第2集は、貧架のものを撮影しました。
これについても印影頁自身には著作権はないはずです。



posted by 山科玲児 at 08:46| Comment(0) | 日記

知らなかったなあ:農業書センター



スパゲッティ缶詰という奇態なものを追っていて、雑誌のバックナンバーを探していたら、


農業書センター
〒101-0051東京都千代田区神田神保町2-15-2 第1冨士ビル3階
TEL:03-6261-4760 FAX:03-6261-4761

という店をみつけました。

なんと、長年通勤していた神田神保町岩波ホール横の3Fにあった。
もともとここにあったのかどうかはわからない。

食物史・料理本 を探すには良い本屋かもしれない。
posted by 山科玲児 at 08:19| Comment(0) | 日記