2014年12月25日

ダニエル物語とグリーンバーグ


daniel.jpg

 私は、クリスマスには、たいていは、ノア グリーンバーグ指揮の12世紀の典礼劇「ダニエル物語」のCD(イメージ)の末尾のテデウムを聞くことにしている。
 http://www.youtube.com/watch?v=BeUQe9a2G-Q の17分以降のところだ。
 小さな鐘の音とソプラノのつつましい合唱が可愛らしい。


 この録音はメトロポリタン美術館分館のクロイターズの中の聖堂で 1958年1月に行われたものとほぼ同じものだろう。ライブではないようなのでスタジオだと思う。このクロイスターズについてもいろいろいうべきことは多いのだが、

 この演奏の楽譜と演出ノートコスチュームと解説をグリーンバーグが編集して書いた本が下の
 The Play of Daniel. OXFORD UNIVERSITY PRESS, INC である。

 このグリーンバーグという人は年配の学究かと思ったら大間違いで、どっちかというと不羈奔放のヒッピー的なアメリカ人で、その放胆な生涯の伝記まででているらしい。

ダニエル物語楽譜
posted by 山科玲児 at 08:44| Comment(1) | 2014年日記

2014年12月24日

照明の問題


菩薩像 四十八体仏の一尊

  東京国立博物館の法隆寺国宝館は、実に素晴らしい金銅仏や押し出し仏(銅板をたたいてつくる)、金銅幡(ぶらさげる飾り)などを常設展示しているし、素晴らしい古代の染織品も展示しているので、特別展があまり面白くなかったときの逃げ込み場にしていた。ここをみると、東京国立博物館まで来て損はしなかったなあ、と安心するのである。
 ここの金銅仏は暗いところでスポットライト式照明であり、なかなか雰囲気が良いのだが、ときどき妙な問題が起こることがある。イメージの菩薩様はとても優しいお顔をしていていいのだけれども、照明の関係でまぶたも含めて皆、眼にみえるのだ。やたらに大きな眼にみえてしまう。以前の平凡な照明の場合は、ちゃんと半眼にみえていたんで、この古い写真のような感じにみえたのだが、現在はどうも眼のみえかたが普通ではない。前から気になっていて、最近は痛ましくお気の毒で、訪れたときも避けてあえて拝観しないようにしている。

 東京国立博物館の善処を期待したい。

 宝冠は塔のようにもみえるので、それでどの菩薩様か推定ができないかなあ、と思っているが、浅学にしてまだ勉強していない。宝珠を両手で捧持していらっしゃるので、夢殿の観音様と同じ像容なので観音様なのかもしれない。七世紀ごろの傑作の一つである。

 イメージソース:  小林 剛, 御物金銅仏像, 国立博物館、1947、  写真著作権は失効しています。


posted by 山科玲児 at 11:34| Comment(0) | 2014年日記

2014年12月23日

草字弁異手册

草書弁異手册



  草書というのは難しいもので、読むのも難しい。なにせ同じ字が異なった字形になるぐらいならともかく、別の字で同じ字形だったりする。こうなると「字」としてちゃんとしているのか?と疑わざるを得ない。読む人は前後の続き具合意味合いから字を判別しているんじゃないか?と思っている。
 まあ、それでも芸術性というものがあるから、ずっと伝わってきたのだろう。ただ、古い時代には暗号のような意味もあったかもしれないなあ。生半可な文字を知ってるだけの部下には読めないとしたら、その知識人層にしか通じない暗号になるしね。

 そういうわけで、昔から草書を学ぶ秘訣本のようなものがあった、草訣百韻のように歌で憶えるものが代表である。これには伏見先生の訳注がある、草書をおぼえる本―草訣歌詳解、1983
 また、もっと他にも草書を覚えるためのより現代的な秘訣本があるようだ。天来書院などから発売されている。みんな苦労しているんだなあ。。

 最近、知人にきかれて、紹介して喜ばれた 沈道栄 草字弁異手册 上海書画、1987 は、草訣百韻の現代版のような性格の本で、草書をどう読むか?  似た草書の字形を並べてどう区別するのか? 同じ字形でも違った文字がある例をあげ、更に別の崩しかたなら2つの字は違う字形になるという解説までしている。また部首でよく似たものになるケースを並べている。
それらはだいたいは歴代の古典からとり権威のあるものになっていて、著者が勝手におもいこみででっちあげたものではない。王羲之だけでなく明清時代や于右任(右友仁は誤りでした) の草書までとりあげている。


とても良い本だと思うが再版されていないのは、まことに不思議である。



タグ:草書
posted by 山科玲児 at 11:57| Comment(3) | 2014年日記

2014年12月22日

呉芝瑛の顔

呉芝瑛

  澄清堂帖で有名な廉泉の妻、呉芝瑛の顔がわかる写真? をネットでみつけた。
  呉芝瑛はまた、あの澄清堂帖に雁塔聖教序を学んだような書体で題字や跋を書いている才媛である。革命家:秋瑾との関係も有名で、
秋瑾 〜競雄女侠〜 (2011)
THE WOMAN KNIGHT OF MIRROR LAKE
監督ハーマン・ヤオ
という香港映画にもでてくるのだそうだ。
posted by 山科玲児 at 09:07| Comment(0) | 2014年日記

2014年12月21日

CO2をどんどん出す事が人類の使命かも


 地球温暖化をバッシングして、CO2削減事業なんかやらせるのは、国際的な洗脳詐欺で、十六世紀にローマ教皇庁が販売した免罪符事業のようなものである。

 しかし、これによって人類が地球の炭化水素(化石燃料を含む)を燃焼させて炭酸ガスを多量に大気に放出しているという事実は周知された。これは確かに事実である。

 ただ、どう考えても、現在は地球の長い歴史、それも、全球凍結時代が終わって数センチメートル以上の動物が誕生して以来の6億年ぐらいの歴史から考えると、氷河期であり、そのなかの多少暖かい間氷期である。しかもCO2濃度が非常に低い時代であり、もし6億年前だったら、とっくに全球凍結している。なぜ全球凍結しないかというと、色々な問題があるのだろうが、太陽の明るさが6億年で数パーセント明るくなっていることが最も大きいと思う。

 この氷河期を少しでも緩和して地球の生命の絶滅事件を避けるには、CO2をどんどん出すほうがいい。仮にCO2濃度を現在の10倍にすることができたとしたら、白亜紀と同じだからこれはやりすぎだが、5倍ぐらいにすれば、氷河期をくいとめることができるだろう。

  つまり、人類に、なんらかの使命・天命があるとしたら、人類の活動が地球史に意味があるとしたら、CO2をどんどん出して大気組成を変えて氷河期を防ぎ、地球の生命を守ることではなかろうか?

 一般にマスコミが宣伝していることの正反対だが、CO2を出すことこそ人類の使命かもしれない考える。

【追加】奇妙なことだが、武田邦彦 さんも 同じようなことを言っているらしい。全く別々に考えて同じ結論に達する人が複数いるということになった。 前提になる事実・知識が共通していれば同じような結論が出るということだろう。【追加 おわり 2014DEC22】



posted by 山科玲児 at 09:57| Comment(0) | 2014年日記

2014年12月20日

4号機使用済み燃料プールが空になった


NHKによると、福島原発4号機の使用済み燃料プールが空になった そうである。たぶん本当だろう。
  http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20141220/1606_toridashi.html
東電の正式リリースはないが12月15日の時点で、放射線が弱く手であつかうことができる使用前核燃料棒26本しか残っていなかった(下記 東電記事)ので、時間の問題だと思って既に安心していた。
ここで使っている冷却装置も他のものが故障したときの予備に使えるだろう。


しかし、今回の大事故には未だに不審なことが多い。
4号機の火災爆発の妙な状況(二度もあってしかも炎が上がった)や、原発の1Fでの熱の塊?、また天佑といえるような幸運もあったようである。

4号機使用済み燃料プールに横のプールの壁がこわれて?水が流れ込んだことなど天佑としか思えない。こういう幸運は2度はないのだから、甘くみることはできないね。



posted by 山科玲児 at 17:53| Comment(0) | 2014年日記

カフェさくら館

カフェさくら館

 太宰府でカレーを食べに入ったが、むしろ、おばさんたちがやっている昔風の喫茶店でした。ただし、2Fで明るい。

 地元のアーティストの作品が多く展示販売(手頃な値段付き)されているので、そういうことに関心のあるむきには良い店かと思います。画廊というのは入りにくいものですからね。となりの雑貨屋・花屋さんと同じ経営のようです。

 ソファや椅子がゆっくりしていていい物を使っているので、長く話すときなどは良いと思います。
 ただ、17:30までの営業のようなので 夜は使えないようです。

カフェさくら館 - 太宰府/喫茶店
http://www.dazaifu.org/map/monzen/2011/10/post-20.html



posted by 山科玲児 at 09:54| Comment(0) | 2014年日記

2014年12月19日

いつ寒冷化と言い出すか



去年の冬はナイアガラの滝が氷結しましたが、今年も寒そうですね。
米全土で異例の寒波、ハワイでも氷点下 国の半分に積雪
http://www.cnn.co.jp/usa/35056774.html

 ただ、このハワイというのはマウナケアという高山(最高峰は4000mを超える)だから、キリマンジェロみたいなもので低温でもおかしくはない。

【追加】またフロリダのパンハンドルで零下というのは翻訳ミスではなかろうか?12月現在でも最低温度が+4〜+5度というくらいである。【追加終わり】

 でもねー、、地球温暖化とか煽って、CO2排出に「排出権」とか設定し、大もうけをしたゴアとかNHKとかは、どういいわけするのかね。
 環境税とかの課税はすぐ止めるべきだし、排出権買い取りなんかやってるのは日本だけだから、それも止めるべきだ。もう利権になっているからなあ。


 煽った連中は「気候変動」と言い換えて逃げを演出しているようだが、そのうち「寒冷化」とかいいだすぞ。1970年代には「氷河期がくる」と大騒ぎしていたもんな。よおく覚えておりますよ。

 私はパソコン通信時代から、この「人為的CO2による温暖化」という迷信に反論してきたけれど、国際金融資本によるプロパガンタ・洗脳には到底勝てなかった。ようやく自然自身が見える形で証明を示してくれてきたようだ。


posted by 山科玲児 at 10:53| Comment(0) | 2014年日記

カペルのオルガン

Bach Helmut Walcha.jpg

2014年11月26日
ピッチの多様性とバロック音楽
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/105972817.html
でとりあげたヘルムート ウァルヒャは、後年には、アルクマールの普通のピッチのオルガンや、ストラスブールのジルバーマン・オルガンを使っている。
 ただ北ドイツ風というか音色の美しさからいうと、初期(イメージのCD)に使った ブレーメン近郊のカペルにあるシュニットガー オルガンがより良いと思う。

オルガン 自体を紹介したサイトがあるようだ。まあ豪華なオルガンですねえ。小さな村だときいていたので印象が一新しました。

後年、再録音したとき、他の楽器にしたのは色々な事情や考えの変化があったのだろう。

2008年にも書いていた。。
2008年2月24日
カペルのオルガン
http://plaza.rakuten.co.jp/yamashinareiji/diary/200802240000/
posted by 山科玲児 at 09:22| Comment(0) | 2014年日記

2014年12月18日

谷呉服店

谷呉服店


 11月30日に太宰府の九州国立博物館にいって、そのあと、二日市でのコンサートにいった。
  米倉ギャラリーとチェンバロのお披露目会
   http://h-celeste.jp/concert141130.html
 JRと西鉄の二日市駅を間違えた地図をもってきていたので、雨の中でかなり迷ったが、二日市八幡宮の隣というポイントでなんとか到着した。
 ここは本当に旧家の庄屋さんみたいな日本家屋で、立派な庭もあり茶会なども開いているようにみえる。
 どうも、福岡で、かなり支店をもっている 染寿こと谷呉服店の本家・発祥の店のようである。
 きれいなサイトをつくっているようだ http://www.tani-senju.jp/
 ただ、今は呉服店はどこも経営が苦しいだろうな、、
タグ:染寿 二日市
posted by 山科玲児 at 09:00| Comment(0) | 2014年日記