2014年11月30日

絹地切? 九州国立博物館

九州国立博物館の平常展示で、古筆手鑑(九州国立博物館 所蔵)があるが、どうも道風とか佐理とかいう伝承のある、金銀泥絵のある(もうすっかり褪色黒化しているが) 絹に書いた行草の書が展示されていて、注意をひいた。
posted by 山科玲児 at 21:33| Comment(0) | 2014年日記

2014年11月29日

二号機使用済み燃料プール冷却停止(回復)

 この件については、万一冷却できなくても、他の手段で水を入れることが可能なので、あまり注目していなかったが、機械操作のミスか故障らしい。

 原発事故は、マスコミの話題からはずれてしまっているが、現在進行中であることを認識したい。


1. http://www.tepco.co.jp/cc/press/2014/1244473_5851.html

2.http://www.tepco.co.jp/cc/press/2014/1244486_5851.html

3.http://www.tepco.co.jp/cc/press/2014/1244486_5851.html
posted by 山科玲児 at 14:29| Comment(0) | 2014年日記

自動人形の歌


 第五回ボカロクラシカ音楽祭の投稿作品に、逸品があった。

 【KAIKO】オランピアの歌【オッフェンバック】 -
   http://www.nicovideo.jp/watch/sm24954146

 音楽祭の企画作品だから、ニコニコ動画でしか視聴できない。音楽祭終了後はyoutubeにも投稿されるかもしれない。

 これは、オッフェンバックの「ホフマン物語」のアリアである。なんと自動人形オランピアが歌うアリアである。
 ある意味で自動人形的なボーカロイドによる「自動人形のアリア」というのは二重に錯綜していて大変面白い試みである。しかも男声であるkaitoを女性アリアで使っている。ただ、夜の女王のアリア(モーツアルト)でもkaitoを上手く使った例もあるので、この点では特に違和感はない。歌や演出としてはむしろ次にあげるナタリー=デッセイの動画より自然な感じがして成功していると思う。かなり技巧の勝った難曲というか、歌いにくいところの多い、「夜の女王のアリア」のような曲のようだが、さすがはボーカロイドでほとんどこなしている。

 当然、人間による実演ではどういう発声・演出をしているのか、知りたくなって魔笛の「夜の女王のアリア」の好演で印象深いナタリー=デッセイの動画をみたら、これがまた「人形振り」だった。「人形振り」というのは歌舞伎の演出のひとつで、人間が人形のふりをして演技をするものだが、その西洋版である。実は西洋のパントマイムでは、昔からこの「人形のふりの所作」というのがあり、私も実演を何度もみたことがある。また、もともとチェコ やドイツなどの人形芝居の伝統はルドルフ二世の時代の入れ込みもあってすざましいものがある。ただ、この動画は化粧も照明も演出も少し陰惨に、私には感じられる。
 まあ、シュヴァンクマイヤーの人形などにも通じる中欧の陰惨な伝統をひいているのだろう。日本のボーカロイドの軽みと明るさとは正反対である。
 Olympia Natalie Dessay
 https://www.youtube.com/watch?v=5VQOEUExt9w

 歌唱は、やはりデッセイでも「難曲」という感じが伝わってくるようだ。

  どっちかというと、人間ナタリー=デッセイのほうが人形的であり、ボーカロイドのほうが人間的にみえるのがまことに不思議な好対照だと思った。
 

 この「自動人形」という古い古いテーマは、近年マンガでも多く取り上げられているようなので、いろいろな展開があるかもしれない。

 歌舞伎の「人形振り」は、短い動画ながら名人の演技の見本がある

 坂東玉三郎の 櫓お七
 http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc11/sakuhin/gihou/p1.html

posted by 山科玲児 at 07:34| Comment(0) | 2014年日記

2014年11月28日

ノーマン マクラレン



  英国スコットランド生まれでカナダ国立放送で仕事をした映像作家アニメ作家ノーマン=マクラレン( 1914年4月11日 - 1987年1月27日)には素晴らしい仕事がたくさんあり、当方も全集的なDVDを無理して入手したぐらいである。


 私が一番感動し、アニメでここまでできるのか、と思ったのは 伝説的なジャズの大家  オスカーピーターソン トリオ  と組んで製作した7分程度のBEGONE DULL CARE「色彩幻想」という、抽象的なイメージが踊り回る作品である。なんと1949年の作品、65年も前の作品である。

 現在、Youtubeで一応鑑賞できるようなので、お薦めしておく、たかだか7分程度のものだが、技術的には非常に進んでいるはずの現在でみても、やはり印象深い。

 これは、Flicker Windowsでのライセンスでの映像
   https://www.youtube.com/watch?v=h8uktqgKgw0
 また、ひとつあります。
    https://www.youtube.com/watch?v=h8uktqgKgw0
posted by 山科玲児 at 09:39| Comment(0) | 2014年日記

2014年11月27日

小4なりすまし [どうして解散するのですか] の闇また闇


 小4なりすまし「最も卑劣な行為」 首相がFBで批判


安倍Facebook発言>「批判されにくい子供になりすます最も卑劣な行為だと思います」 




  首相が一介の大学生に大人げないな、カリカリしすぎてんじゃないのというのが、普通の反応です。第一、安倍首相や自民党をクソミソに誹謗中傷しているサイトなんていくらでもあるでしょ。そちらはどうなの? と考えるのが普通でしょう。


 だが、この裏には かなり嫌らしい闇があるようだ。



 まず、これを作ったNPO法人代表の慶応大学生 青木大和は、民主党の幹部細野議員と集合写真をとっている。

  来年1月11日(土)にNHK総合 午前八時代に生出演する予定でした。NHKは、若者代表のオピニオンリーダーという位置づけでもちあげるつもりだったらしいね。


 朝日新聞もインタビューやってますね。



>平将明議員による月曜恒例カフェスタトーク☆ 今週のゲストは、

『僕らの一歩が日本を変える』代表・青木大和さんです。

>「CafeSta」カフェスタトーク 月曜担当・平将明議員 ゲスト:青木大和さん(2013.4.22).


 自民党の広報放送にもでていますね。 だからこそ自民党総裁安倍晋三が怒ったわけだよね。

 自民党も甘いよな。甘々に過ぎます。2013年、政権をとりかえしたあとにすり寄ってきた若者なんか、工作員に決まっているでしょ。そうでなかったら権力と金にしか興味のないゲスでしょうね。野党時代に支持した若者で現在失望しているような人を起用したり意見を聞いたりしないとだめですよ。


 要するに、この慶大生は、マスコミが若者代表・政治的若者の代表としてもちあげ、あわよくば議員にでもしようとした人間・工作員なんだな。


 更に、あのサイト「小4なりすまし[どうして解散するのですか]」を作ったのは、中国人であることが判明して、更に闇が深まりました。


 しかも、あの、韓国プロパガンタを請け負った「電通」のインターン 中華人民共和国人民 Cho Tehu が協力したもののようですね。まあ、事実上、電通と中国共産党が裏にいるのでしょう。青木大和も電通インターンだとかいう話もありますしね。


 テレビ政治・テレビ支配、おそるべし。


【追加】

 青木大和氏は2年前18歳で北朝鮮に旅行したそうです。すごいね。

>青木大和@yamato3994

>北朝鮮に入れた事が1番だった。韓国、北朝鮮がこういう現状になってしまった要因の一つに日本が関わって>いるのだろう。前に進んで行く必要性と過去をしっかり振り返る大切さ。 http://t.co/JQYxZqxq(既に>削除されてます) 2012/03/16 11:31:42


 厳しい制裁をされていた2年前に北朝鮮に18歳の若者が? まあ、中国から観光旅行で入るというルートは昔からあったはずなので、そのルートかな?どっちにしても危ない人なんだという疑念がふくれあがるだけですね。


 そのせいか、銀行から口座開設拒否されたそうです。 これは 暴力団やテロリスト、マネーロンダリング、破産者じゃなければありえないことですね。背後の闇の大きさ深さがますます感じられます。




posted by 山科玲児 at 07:56| Comment(0) | 2014年日記

2014年11月26日

ピッチの多様性とバロック音楽

Bach Helmut Walcha.jpg

十七世紀ドイツのサミュエル=シャイトの作品
 Duo seraphim clamabant)熾天使二人叫びてありぬ  
のボーカロイド版
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2876530
http://www.youtube.com/watch?v=rDSZLdB3iCc

を昨日紹介した。

 この演奏では、ピッチを全音高く上げているが、意外にも実証的な音楽史にあっている。というのも、シャイトが生きた北ドイツ、特にポーランド寄りのほうでは、教会音楽のピッチを決めるオルガンのピッチが異様に高く半音どころか全音高いピッチのオルガンすら普通にあった。

 例えば、イメージのCDで、ヘルムート=ヴァルヒャが1950年ごろにバッハを演奏したカペル(ブレーメン近く)のシュニットガーオルガンは半音以上高い。ハンブルグのヤコビ教会のシュニットガー オルガンは更に高く全音近く高いようである。

 いわゆるバロック ピッチは、現在の標準ピッチより半音低い(A 221前後)ものだが、これは室内楽や弦楽合奏のためのピッチで、他の分野では違ったピッチが各地方、各分野で別々に使用された。例えばフランス パリのオペラや教会音楽のピッチは1全音低かったらしい。北ドイツのオルガンピッチとは2全音まで違う。ハ長調とホ長調の差がある。

 北ドイツの高いピッチを前提に作曲した曲をフランスの低いピッチで演奏したら陰鬱重厚にきこえるだろう。

 フランスの低いピッチを前提に作曲した曲を北ドイツの高いピッチで演奏したら、甲高くチャラチャラと響くだろう。

 ドイツ音楽が重厚で、フランス音楽が軽薄軽妙という先入観は、単なるピッチの差によるものかもしれない。

posted by 山科玲児 at 07:30| Comment(0) | 2014年日記

2014年11月25日

バロック音楽のボーカロイド演奏


十七世紀ドイツのサミュエル=シャイトの作品

 Duo seraphim clamabant)熾天使二人叫びてありぬ  

をボーカロイドとドレスデン聖十字架合唱団で聴いて色々考えるところがあった。

ボーカロイド版
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2876530
http://www.youtube.com/watch?v=rDSZLdB3iCc

Dresden Kreuzchorの版
http://www.youtube.com/watch?v=zzFatRBJZuI

 十八世紀以前、バロック以前の音楽は演奏の自由度が大きいから同じ曲には聞こえないくらいである。あるいは同じ曲ではないのかもしれない。例えばモンテベルディの聖母マリアの夕べの祈りの2つのマニフィカートのように。

 当方でも、どうも実念論というかプラトンのイデアというか、なにか「作曲家が想定した正しい音楽」というものがあって、それに迫るのが正しい演奏だというような先入観にとらわれているような気がする。ジャズの即興演奏やインド音楽のように作曲家はある枠組みを提供するだけで、その上にどれだけ優れた音楽を現実化できるかということが問題になるのかもしれない。


posted by 山科玲児 at 08:55| Comment(0) | 2014年日記

2014年11月24日

梅ヶ枝餅の粉

梅ヶ枝餅

 この前、太宰府に行ったときに、おいしい梅ヶ枝餅を作っている寺田屋の前で、トラックに梅ヶ枝餅粉を山積みしてあったのに気がついた。なんと専用の粉があるのだ。

  長崎ちゃんぽんにも専用の粉や麺があると思うが、梅ヶ枝餅にあるんだなあ、やはり深いものだ、と思ったものでした。

posted by 山科玲児 at 11:01| Comment(0) | 2014年日記

2014年11月23日

ストラデッラの二重唱

Stradella


十七世紀イタリアの作曲家 アレクサンドロ ストラデッラAlessandro Stradella (1644-1682)は、
女性関係が派手で(まあ、イタリア人だからなあ)、ベニスで暗殺されそこねたというドラマティックな生涯のほうが有名な人である。

  柴田南雄先生が「西洋音楽の歴史」で高く評価していたので、記憶に残っていたが、なにしろ1980年代では録音そのものがほとんどない。イメージの1990年代ごろの輸入CD(イタリア)で、ようやく傑作と思われる二重唱(DUO)をきくことができた。なんとなく夜に聴く方がふさわしい感じがする。

 現在、同じ演奏ではないが、YOUTUBEで聴くことができるようなので、紹介したい。
Stradella L'anime del Purgatorio Ardo, sospiro e piango
http://www.youtube.com/watch?v=_8UyX6SMv
   たぶんConsort Of Musicke / Anthony Rooleyの演奏だろう。

  ただ、このYOUTUBEの表題は誤っている。カンタータ「 L'anime del Purgatorio(煉獄の中の魂)」の一部のように表示してあるが誤り。独立した二重唱曲 Ardo, sospiro e piangoである。こういう曲はローマの貴族のサロンで演奏するために作られたものではないか、とされている。もともとCDの表題が「煉獄の中の魂」でカンタータ以外に数曲の歌曲が収録されていたので誤認したのだろう。







posted by 山科玲児 at 08:11| Comment(0) | 2014年日記

2014年11月22日

呆れた政治家を賛美する小説家



 昨日、誤った政策で日本経済を危機に陥れた浜口雄幸首相と井上準之助大蔵大臣のことを書きましたが、驚いたことに、この二人を情緒的に「骨のある政治家」「政策に命をかけた政治家」として賛美する小説が1980年代に書かれていることに気がつきました。

男子の本懐 (新潮文庫)1983/11

城山 三郎
http://www.amazon.co.jp/dp/4101133158


です。

 この 城山 三郎って人は、経済小説の第一人者といわれていたそうですが、ひどいものですね。もう亡くなったそうですが、時代の変化を感じます。司馬遼太郎の司馬史観というのももかなり害毒を流しているとおもいますね。対談などを多く読みましたが史実を無視した思い込みに誘導する発言が目立ちます。

 城山 三郎みたいなのが高く評価されているから、小泉純一郎の「郵政選挙」みたいなプロパガンタや、国民一人当たりの借金がXX万とかいうプロパガンタが、平気でまかりとおるわけだと納得いたしました。

 まあ、この浜口雄幸と井上準之助は、人格や性格は良い人だったんだろうけれど、経済政策はムチャクチャです。政治家は「人品骨柄で選ぶ」のが無難かもしれないが、これほどひどいイデオロギーにかぶれ、間違った政策に命をかける政治家では、選ばない方がよかった。二人が暗殺にあったのは当然だと思いました。


posted by 山科玲児 at 08:46| Comment(0) | 2014年日記