2019年01月14日

カロリーメート

CalorieMate.JPG

酷い風邪にかかってしまいました。もう部屋にこもってカロリーメートとパブロンで対症療法をするしかない。病院は休みだしね。お籠もりです。ブログ多少アップが増えますね。

posted by 山科玲児 at 07:30| Comment(0) | 日記

2019年01月13日

だまし絵にだまされた?

水彩画  透明な紙  ブリュッセル.JPG


図説 だまし絵: もうひとつの美術史 (ふくろうの本) 単行本 – 2015/12/21
は面白い本だが、ずーーと不審に思っていたのは、

アードリアン・ファン・オスターデ 水彩画の上に置かれた透明な紙 1676年  ブリュッセルの王立美術館(イメージ)である。この本では17世紀の作品とされている。

  実はこの作品、 Bunkamuraザ・ミュージアムの、奇想の王国 だまし絵展 2009年6月13日〜8月16日にも出展されていて鑑賞者の賞賛をえていたらしい。そうなると、なおさら調べたくなる。
 もともと、オスターデは堅実な風俗画家であり、このような変わった絵は他に類がないことから疑っていた。
ブリュッセルの王立美術館のサイトでオスターデを調べてみたが、この作品は収録されていない。そうなると、これは紙の下にある版画か水彩画がオスターデのものであり、そこに1676年という年号があるが、この作品全体はもっとあと、現代の作品なのではないか?という疑惑がでてくる。


posted by 山科玲児 at 13:14| Comment(0) | 日記

2つの伯遠帖



書道博物館の協賛特別展やってます。
王羲之書法の残影  台東区立書道博物館
http://www.taitocity.net/zaidan/shodou/oshirase/news/1246/
を観ると、
伯遠帖(はくえんじょう) 王c(おうじゅん(349〜400) 東晋(4世紀)) 東京国立博物館
があります。
え、 東京国立博物館?? 三希の一つですから、 北京にあるはずだが、、

これは、
2017年03月16日
東京国立博物館の伯遠帖
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/179109194.html
で紹介した臨写本ですね(左イメージ)。


 茶色になってしまっているので、紙か絹かなんかよくわからないんですが、絹だと2013年の「書聖 王羲之展 図録」に書いてあります。ただ、かなり傷んでいるのに線が切れていませんからかなり補墨修理があるのかもしれませんね。 この図録の解説に「三希堂法帖に」と書いてあるんですが、三希堂に刻したものの原本は北京本(右イメージ、北京故宮博物院)でしょう。ちょっと説明不足の解説だと思いました。この図録の解説でちょっと面白いのが、呉榮光の イン[竹+均]清館帖  にも入っていると書いてありました。イン[竹+均]清館帖のほうはひょっとしたら、この東博本が原本かもしれません。

  この2つを比較すると、技法的にかなり違うことがわかります。西川寧氏がよく言っていたような楷書以前の書法のなごりが北京本には残っておりますが、東博本にはその性格が薄い。その点で時代の差を感じるところはあります。北京本は真蹟という話ですが、上海の特別展で実見した限りではほんとうかなあ?と感じたものです。 紙の感じなんかは、唐ごろかな?、今回出ている顔真卿の祭姪に似てるな、と感じたものですが、あくまで印象に過ぎませんね。


posted by 山科玲児 at 09:07| Comment(0) | 日記

セラルボ美術館の日本語解説

Cerralbo1.JPG

2016年06月12日に、マドリードの邸宅美術館
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/175663121.html
で紹介した 
MUSEO CERRALBO
をネットで、偶然みつけた。正規サイトからのリンクはないようなので、「仮」なのかもしれないが、なかなか便利なものなので紹介します。

なお、公式サイトは、
この美術館の名称、どう読むのかは、セライボ?なんかと読んでいたが、正規の文書でセラルボと書いてあるのだから、公式の日本語読み方としてはセラルボで決まりなんだろう。
 イメージは、セラルボ美術館の玄関の豪華な階段。当方が2016年6月に撮影
posted by 山科玲児 at 08:04| Comment(0) | 日記

2019年01月12日

淳化閣帖の採点表



東京国立博物館 - 展示 アジアギャラリー(東洋館) 王羲之書法の残影―唐時代への道程― 作品リスト
https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=5569
で、王献之など南北朝時代の有名人の名前があがっているが、これは皆、法帖拓本です。それも十二月帖や停雲館法帖掲載のもの(いわゆる萬歳通天進帖の中のもの)を除けば欽定重刻淳化閣帖のもので王ジュの本によるとだいたい偽物偽筆とされているものです。それで、リストにのってるものを淳化秘閣法帖考正、詩鼎斎刻本で採点してみます。

   行草書鄭脩容帖  1帖 明帝(劉ケ)筆 中国 宋時代・5世紀
   行草書破?帖  1帖 高帝(蕭道成)筆 中国 斉時代・6世紀
   草書数朝帖・行書衆軍帖  1帖 武帝(蕭衍)筆 中国 梁時代・6世紀
   草書康司馬帖  1帖 簡文帝(蕭綱)筆 中国 梁時代・6世紀 
   行草書服散帖  1帖 王曇首筆 中国 宋時代・5世紀 
  疑 行草書暮春帖  1帖 羊欣筆 中国 宋時代・5世紀   
  疑草書一月帖  1帖 蕭思話筆 中国 宋時代・5世紀  
  合格 行書謝憲帖  1帖 王僧虔筆 中国 斉時代・6世紀  
  疑 草書今年帖  1帖 沈約筆 中国 梁時代・6世紀  
  合格 楷書舜問帖・国氏帖  1帖 蕭子雲筆 中国 梁時代・6世紀  
   草書還来帖  1帖 智永筆 中国 陳時代・6世紀

 
posted by 山科玲児 at 11:30| Comment(0) | 日記