2025年03月10日

X twitter 混乱

 どうもいま、日本のXtwitterがかなり攻撃されているようですね。

 あるいは検閲をいれようとしているのでしょうか??
posted by 山科玲児 at 19:11| Comment(0) | 日記

清朝宮廷官製著録と原物

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台東区書道博物館
「拓本のたのしみ −王羲之と欧陽詢−」
https://www.taitogeibun.net/shodou/oshirase/news/1141/
前期展示:1月4日(土)〜2月2日(日)
後期展示:2月4日(火)〜3月16日(日)
出品リスト::
https://www.taitogeibun.net/shodou/wp-content/uploads/sites/7/2024/12/takuhonnotanoshimi2025.pdf
もあと一週間となった。優れた展覧会だと思うので、推薦したい。

 今回の図録も優れた解説・図版が多く、寒夜の枕頭の本として親しんでいる。
 この図録を繙いていたとき、あることに気がついた。
 107Pに、展示番号88番の「九成宮」の董其昌題記
(上イメージは該当箇所部分)
清朝宮廷で編集された石渠宝笈(せっきょほうきゅう)続編で、これを記載した該当ページの影印両方が掲載されている(上イメージは該当箇所部分)。これをよく比較してみると文字が2カ所違う(矢印)。2行目「首帙」が「首帖」になり4行「説律」が「失律」になっている。
 べつに、この文字は皇帝の諱でもなさそうだから文字を替えたわけでもなさそうだ。
 これは、どういうことなのだろうか?可能性としては、
・書き写すとき間違えた
・この
董其昌題部分は偽物と入れ替わっている。
この2つだろう。しかし、清朝旧蔵という点は、問題なさそうなので、仮に後者だとしたら、大正昭和の偽作ということになる。それも考えにくいできなので、前者の間違いというのが妥当だと思う。

 そうなるとまた、問題がおきる。清朝宮廷のこういう記録にも間違いがあるということになる。
 しばしば、こういう記録と一致しないので「別本」だ、別物だという議論がされてきたことがあった。しかし宮廷編纂の厳正な著録でも記録の写本をつくるときの間違いがあるということになると、「間違い」という別のケースも考えなければならないだろう。。
posted by 山科玲児 at 06:58| Comment(0) | 日記

2025年03月09日

三十六体仏


  去年2024年8月21日、法隆寺宝物館で東京国立博物館の三十六体仏をみて
https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=hall&hid=16
 やはり、こういう仏様は祈る人間の願いが精神が投影されるものなのだから、いろんな願いの具現が象徴的に含意されるのだろうと思う。私は昔は端正な童顔のいわゆる白鳳仏を深く愛し礼拝してきた。しかし、そうではない、怖かったり厳しかったり、不気味だったりする三十六体仏も、それぞれの役割があるのだろうと思っている。

posted by 山科玲児 at 10:04| Comment(0) | 日記

2025年03月08日

誰かわからなくなった 続

2025年02月13日
誰かわからなくなった
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/191249472.html

で提起した
筆名「抱残守欠生」
ですが、先輩にきいたところ、やはり 藤原楚水 主幹の別名でいいようである。
タグ:書道史
posted by 山科玲児 at 19:32| Comment(0) | 日記

2025年03月07日

斑目春樹氏の逝去



  東日本大震災のときに、とんでもない言動が掘り起こされ「デタラメ春樹」と侮蔑された、斑目春樹 東大教授・ 原子力安全委員会長が、2022年に逝去されていたようだ。
班目春樹氏が死去 元原子力安全委員会委員長
2022年11月25日 22:20
https://www.nikkei.com/persons/%E7%8F%AD%E7%9B%AE%E6%98%A5%E6%A8%B9
コロナのころで、他のニュースはパスしがちだった。
コロナについてもWHO関係者のとんでもないデタラメな発言が流布され、しかもテレビに無批判に垂れ流された。日本のDSを深く実感したものだが、考えてみればこの斑目氏もまたDSの一員にふさわしい人間だったね。
日本のDSの首魁とされる竹中平蔵も最近は正体隠さなくなった。

 昔書いた
 2016年12月27日
  国内植民地主義
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/178188107.html
も、そう的外れでもなかったようだ。

posted by 山科玲児 at 15:52| Comment(0) | 日記