2019年08月16日

日本金石文集

書道名品大系 日本金石文.jpg


日本の金石文拓本にも、結構偽物が多いのは、

 佛足石歌碑の拓本
 https://reijibook.exblog.jp/18146027/

で、既に書いていましたが、最近、雑誌 墨で、伊藤滋さんが、
日本金石図録(二玄社)を材料にして分析しているようです。

では、どの図録が信頼がおけるのかなあ、と思ったら、

書藝文化院、 書道名品大系 日本金石文集  が よいように感じてましたが、

これ、若いころの伊藤さんが手伝ったこともあるそうです。


posted by 山科玲児 at 07:51| Comment(0) | 日記

2019年08月15日

ゲントの磔刑図



カレル・ファン・マンデルの「絵画の書」(1604)の ヒューホー  ファンデアグースの項目に、

ブリュージュの聖ヤコブ教会にある磔刑図 

が最も優れた作品としてあげられている。注解者は、行方不明あつかいにしているが、
当方は、今はゲントにある、ヒューホー  ファンデアグースともヨース ファン  ゲント
とも作者同定が揺れている立派な作品がそれなんじゃないかな?と推定している。
Gent Calvary
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Justus_van_Gent_001.jpg

これについては、
2019年06月19日 ヨース・ファン・ゲント問題
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/186158656.html
でも、触れておいた。
posted by 山科玲児 at 09:46| Comment(0) | 日記

2019年08月14日

フーベルト・ファン・エイク の肖像

Ghent_Altarpiece_E_-_Just_Judges_by_Vanderveken.jpg


 フーベルトファンエイク については、そういう画家は存在しなかった、ゲント市の称揚のために銘文をでっちあげたんだ、という意見さえあったのだが、現代では、一応、存在しておりゲント祭壇画は兄弟の合作であるということが共通認識であろうと、思う。
 当方が書いたゲント祭壇画のまとめ::
ゲントの祭壇画の盗難とその模写 、及び2、3の問題
http://reijiyamashina.sakura.ne.jp/gentalte.htm

 21世紀のこの時代に、カレル・ファン・マンデルの「絵画の書」(1604)のファンアイクの項目を読み直してみる。幸、短期間であるがこの本(REF)を借りてきて閲覧しているので、この件を出してみたい。ファンマンデルは、ゲント祭壇画の内側左下の「正しい裁判官たち」の中で,

「ヒューベルトは年長者ゆえに弟の右に位置している。彼は弟に比べてかなり年上のようにみえる。彼の頭には。高価な毛皮の先端に反り返った縁のある不思議な帽子が載っている。ヤンはとても巧妙にできたターバンのような帽子を被っていて、それは後ろにたれ下がっている。そして。黒い外衣の上にメダルの付いた赤いロザリオを着けている。」

と記述している。これが仮に正しいとしたら、上のイメージの左がヤン、右で横顔をみせたのがヒューベルトであることが明白になる。この絵は、残念ながら盗難にあい模写しか残っていないが、まあ、これだろう。

 ただ、ファン・マンデルのこの記録は、たぶん師匠のルカス・デ・ヘーレからの口伝かもしれないが、ヤンの逝去(1441年7月)から150年以上後の記録だし、ファン・マンデルの初期ネーデルランド絵画の記録にはおかしなところが数々あるので、それほどは信用されてはいないのだろう。

 REF カーレル・ファン・マンデル、「北方画家列伝」注解,中央公論美術出版  2014

 


posted by 山科玲児 at 16:20| Comment(0) | 日記

漆器を拓する

桐蒔絵手箱IMG_7220.JPG籬菊蒔絵手箱.JPG


最近、伊藤滋さんと話す機会があり、意外と日本の拓本の話がでました。

そのとき、うっかり忘れてたのは、残念だったのが貧架にあった、熊野の神社にある蒔絵手箱の拓本である。
なんか、こういう石や金属でない、木材 漆器みたいなものの拓本って、現物が傷みやすいから、あまりないものかなあ?とも思っている。

こういう柔い素材の拓本としては、正倉院の鳥毛篆書屏風を拓したというものが、東京国立博物館にあって(下イメージ)、びっくりしたことがあります。

鳥毛屏風拓本Image正倉院.jpg
posted by 山科玲児 at 12:28| Comment(0) | 日記

ロシアで、爆発事故連続、原子力事故も




@ ミサイル実験場での爆発、ロシア原子力企業が死者5人と発表
https://www.afpbb.com/articles/-/3239431

A シベリア、クラスノヤルスク地方アチンスキー地区にあるロシア軍駐屯地内で火災、爆発が起きた。
https://jp.sputniknews.com/incidents/201908056553234/

ロシアの軍施設・核施設で爆発事故が連続している。

上の2つの事故は、同じ事故かと勘違いしそうだが、千キロ以上離れた場所の別々の事故だ。A はロシア政府御用のスプトーニク日本の情報だから、公式ニュースである。これについては動画も公開されているようだ。

@ の原子力 兵器開発事故らしいニュースは、スプトーニク日本ではまだでていないが、日本語ネットニュースで読む限り、マスコミ・通信社の記者のレベルの低さがマザマザと感じられる記事である。他の記事も無理にミサイルに結びつけようとして、非科学的な戯言をまきちらしている。米のサイトでも、Aの爆発写真を@に使っていたりして、結構呆れました。

 当方の推測では、原子力ロケットエンジンの開発に失敗した結果の事故だ、というのが、断片的に伝わってくるニュースから想像できることである。

  だいたい、ロシアの科学技術というのは、ちょっと特異なところがあって、米国や欧州があまり眼をつけないような変わったことをやることがあり、場合によっては結構成功したりしている。

 ただ、このように大規模爆発事故が頻発するのは、テロなのか?  ロシア軍開発施設の老朽化が極限にきているのか?? よくわからない。
posted by 山科玲児 at 08:40| Comment(0) | 日記