2017年08月10日

東大寺  三月堂にハングルを刻む

brugge   belfol.JPG


国宝の東大寺法華堂に落書き ハングル文字か 奈良
http://www.sankei.com/west/news/170808/wst1708080099-n1.html

 韓国語ができる人によると「イム・チェヒョン」 または「イム・ジェヒョン」。

 マジックの落書きじゃなくて、こういうのは、彫刻刀や大型カッターなどを用意して準備しないとできない。
 イタズラではなく、確信犯だ。
 テロリストあつかいでいいと思う。指名手配できないのかな。

2009年に、ベルギーの古都世界遺産ブリュージュのシンボル:14世紀の鐘楼の最上階(イメージ  ⇒)に登ったとき、ハングルの大きいひどい彫り込み落書きがあった。
これは、堅い石の壁に彫り込んだもので、短時間ではできないし、ノミなどを用意して、そういう観光団(悪の集団)で一時周囲を占拠したようにしないと彫り込むことはできなかっただろう。
不思議な事だが、私が見た、こういう極悪な彫り込み落書きは全てハングルであった。
中国人の落書きはないわけではないが、少なく、彫ったものはみたことがない。


 
posted by 山科玲児 at 07:10| Comment(0) | 日記

2017年08月09日

テーマで見る世界の名画

集英社  テーマでみる名画ss.jpg

テーマで見る世界の名画 全十巻
9月28日から発行
・テーマ別
・30x30cmの大画面でカラー精印
というのが売りです。

本屋店頭で宣伝チラシ(イメージ)をもらったので、チラシを読んでみました。

まあ、ちょっと期待できそうなのは来年2月刊行の第六「静物画」ぐらいかな。
なぜなら、表紙が日本ではたぶん無名のフローリス クラエス ファン ディエックの絵だから。
有名作で読者を引きつけて売ろうというのではない、編集者のまじめな意気込みがうかがわれるからです。この絵はアムステルダムのライクス美術館にある「チーズのある静物」で、ライクスの長い建て直しリニューアルのあと開催された静物画展のポスターになったものです。ただし、これは1982年に購入されたものなのでライクスの古くからのコレクションではありません。そういう意味で、日本ではあまり知られていない絵画だといえるでしょう。

次に目を惹いたのは、第二巻 肖像画
 これは、 荒木飛呂彦さんが寄稿していたからでそれ以上の意味はありません。
第四巻「宗教画」は編集は小林寿子さんです。選択で大ポカはないと思うのでその点では安心ですが、「解説」ではかなり問題があるかもしれないなあ。
  他のテーマではさしておもしろいものはないようですね。3巻完結でよかったのではないかと思いますが、出版社には発行ノルマもあるし大人の事情もあるのでしょう。

 池澤夏樹の私的全集のときも私案をだしましたが、今回  1冊ほぼ
65点ということなので、9月発売前に、勝手に私的編集して掲載作品リストを考えてみるのは、おもしろいでしょう。
 静物画なら、ポンペイ壁画の静物画から初めて、ファンアイク、メムリンク、アルチンボルド、ガリチア、ヤン=ブリューゲル、カラヴァッジョ、ジョヴァンナ=ガルゾーニ、ダニエル=セーヘルス、クララ=ペーテルス、コターン、ミゲル=プラート、ヘリット=ダウ、アールスト、ヘーム、シャルダン、ドラポルト、ファンタン=ラトゥールなどなど、、20世紀ではモランディ、ビュッフェ、マグリット フォトリアリズム、  リキテンシュタイン、


posted by 山科玲児 at 09:28| Comment(0) | 日記

2017年08月08日

ひょうたんの日

瓢箪 筆筒IMG.JPG

  なんか、今日8月8日をひょうたんの日ということに宣言した、全日本愛瓢会 てのがあるそうである
      http://aihyou.jp/index.html
  イメージに中国の瓢箪を使って、筆筒にしたものをあげておきます。上端と下部は黒檀で作った枠で瓢箪ではない。
 中国のかなり変わった瓢箪工芸と日本の瓢箪工芸とは、かなり違っているようだが、似たものもあるようだ。
中国の瓢箪工芸については、過去に、以下のような記事をあげておきました。
2012年10月03日
明治帝はナチュラルオブジェクトがお好き?
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/58703926.html

康煕賞玩 瓢箪パレスボウル
http://reijibook.exblog.jp/15302128/

瓢箪を鋳る:世界で最古の伝世瓢箪工芸品、2002/01/16
http://reijiyamashina.sakura.ne.jp/gourd/gourd.htm
posted by 山科玲児 at 10:16| Comment(0) | 日記

作曲家が違う

VIERDANCK.jpg

  このJohann VierdanckのCD  今、品切れらしくamazonでは法外な値段がついているようである。

 まあ、絵がフェルメールの「青いターバンの少女」「真珠の耳飾りの少女」だから、というわけでもないだろうが、、

とにかくこのCDに収録されたフィエルダンクの曲はかなり特異で面白いものが多い。

このPARNASSI MUSICI同じ団体が演奏したCDをみると、きいた事もないような名前の作曲家を発掘したものが多い。
クリューガーとかドメニコ=ガロとか、アゴスティーノ=グエリエーリ、とか
全てがフィエルダンクのように、大当たりというわけではないのだが、

ヴェネチアのドメニコ=ガロDomenico Gallo 12 Trio Sonatasを動画で聴いてみると、冒頭の曲は、どっかで聞いた事のある曲だ、、


 
おかしいなああ、、と思ってたら、どうやら、

ストラビンスキーのバレ::プルチネッラの序曲らしい。

 プルチネッラの場合、ストラビンスキーは、「バロック時代のペルゴレージなどの古曲を編曲して作った」と明示しているので、剽窃というわけではないのだが、ホントに同じである。まあ、こういうのがストラヴィンスキー当時の「新古典主義」だったのかなあ。。
ストラヴィンスキー  プルチネッラ

どうも、当時はガロではなく、ペルゴレージの作曲だと信じ込まれていたらしい。というより、柴田先生の西洋音楽史(中)(音楽之友社 1979)は「ペルゴレージの死後、この夭折した天才の名をかたった出版楽譜や前期パスティッチョなどが頻出したのである」と書いているのに、柴田先生自身がこのドメニキコ=ガロの曲をペルゴレージの真作としている。

  音楽の原作者・作曲者の同定というのは結構めんどうなものがあるようである。皮肉な事に有名な曲ほどあやしいものが多い。
 この音楽におけるミスアトリビューションについては、2年前、2015年06月23日に書いておいた。
  これは、無名作曲者が作った良い曲を、有名作曲者に仮託してしまうことが多かったからかもしれない。

 
posted by 山科玲児 at 08:59| Comment(0) | 日記

2017年08月07日

盗まれたカラヴァッジョの報道



   図書館で、芸術新潮 2016年 03 月号 カラヴァッジョ 
特集があったので、ちょっと借りてきたら、2ページ(1枚)切り取られていた。

 どういうわけだ、と思ったが、とにかく読んで、
昔、故  若桑みどり 氏がパレルモの教会にいったら、カラヴァッジョの「聖誕」
https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Nativity_with_St._Francis_and_St._Lawrence_by_Caravaggio
の絵が切り取られ盗まれていた、
という記事を芸術新潮の古い記事で読んだことを思い出した。

盗まれたカラヴァッジョがどうなったか、気になったので、検索したが、はかばかしい情報はない。
もう40年も経っているのだが、、

反対に、2008年にウクライナのオデッサの美術館で盗まれたカラヴァッジョの絵がドイツで発見され回収されたという記事が検索でみつかった(2010年)。

イタリアの画家カラヴァッジョの盗難絵画見つかる、ドイツ
2010年06月29日 17:43 
http://www.afpbb.com/articles/-/2738214?pid=5926135
これは、AFP配信の翻訳らしいのだが、
カラヴァッジョ画集をみている人なら、なんかおかしいと思うだろう。横長に過ぎるのだ。

ちょっと調べてみたがどうもこの同じような絵が12枚もあるらしい。そのうち特に優れていて真蹟とされるものがダブリンにある。
https://www.nationalgallery.ie/taking-christ-michelangelo-merisi-da-caravaggio
またローマのSANNINI 家旧蔵の絵もかなり良いらしい。このオデッサのはその12枚のうちの1つだということである。

どうりでおかしいと思うわけだ。
このニュースを出したところは、その件をいわないと何がなんだかわからないニュースになってしまうだろうに。
発信する側も記者も、読者もわからないで掲載しているような感じをうけた。


posted by 山科玲児 at 08:25| Comment(0) | 日記