2017年08月06日

ギヨーム・ド・マショー

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  トリノ時祷書の関係で、パリのBibkioteque Nationaleのサイトをみてたら、ギョームドマショー(Guillaume de Machaut, 1300年頃 - 1377年4月13日)の作品集がありました(イメージ)。

Guillaume de Machaut,Oeuvres narratives et lyriques : Prologue

  西洋音楽史の中で、顔がみえる最初の大作曲家です。
  これは、どうもマショー自身が監督して制作したものらしいので、貴重です。少なくともマショーの同時代に編輯制作されたものですね。

  そのなかで、私が愛好する「泉のレ」という曲の楽譜の部分です。
Youtubeで該当部分の演奏がありましたので、紹介しておきます。憂愁に溢れ、神秘的な作品です。
1972年
Guillaume De Machaut -  Studio Der Fruhen Musik  Chansons I

Le lay de la fonteinne I  冒頭
https://www.youtube.com/watch?v=Zpk7_D2mM70
Le lay de la fonteinne XII (最終曲)
posted by 山科玲児 at 09:51| Comment(0) | 日記

金縁の鼻眼鏡

ジェレミー=ブレットのシャーロック・ホームズの冒険TVシリーズにも入っているが、
ブレットの病気のせいかいまいちのできの


である。
もともとは、  1904年7月にストランド誌に掲載され、The Return of Sharlock Holmes(1905)に収録されたもので、なんと原稿が残っているらしく、テキサス州オースティンにあるそうだ。
Ref Oxford 版。


しかし、このもとのストーリーには、面白いところがある。
それは、足の悪い車椅子生活のコラム教授(実はロシア人 セルゲイ)が別荘で、助手の手助けを受けながら著作している大部の本が、

>シリアとエジプトのコプト キリスト教修道院で発見された文書に基づく研究

なんだそうだ。

これは、当時、エジプトの古代のゴミ捨て場で発見されたパピルス文書(オクシュリンコス=パピルス)が評判になり、それにともなって更に100年以上前に発見され大英博物館図書館などにおさめられていたコプト語の文書;ブルース写本が1894年に刊行されたりしたことと関係があると思う。また、こういう文書のなかにグノーシス派キリスト教の著作もあったので(トマス福音書やマグダラのマリア福音書) 、後年に心霊主義:スピリツュアリズムに傾倒したコナン=ドイルを惹きつけたのかもしれない。




posted by 山科玲児 at 08:51| Comment(0) | 日記

2017年08月05日

日経新聞記者は読者を馬鹿にしている


日経新聞記者は読者は英語・米語が読めないと思っているらしい。
この件は、昨年話題になったそうだが、日経のサイトは特に経済問題では何の参考にもならないので、
ほとんど観なかったため、最近知った。

[FT]トランプ、プーチン、安倍…強権指導者の危うさ 2016年11月7日
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO09134450U6A101C1000000/
これはギデオン=ラックマンGideon Rachmanの署名記事だから、

Financial Timesの
Trump, Putin, Xi and the cult of the strongman leader - Financial Times 2016年10月31日
https://www.ft.com/content/39da343a-9f4b-11e6-891e-abe238dee8e2

明らかに見出しが違う。「習近平」が正しいのに「安倍」になっている。
こういう印象操作・見出しの、汚い操作は新聞がよくやる手段であるが、署名記事の翻訳にもやるのかと、呆れてしまった。

日本企業の中国への投資を煽りまくって、何の反省もない日経新聞らしい。
まあ、日経新聞読むと株式投資で損すると、古くからいわれている所以ではある。
経済についてだけは酷い日経新聞という風評は伊達ではないか。。


posted by 山科玲児 at 16:36| Comment(0) | 日記

久しぶりに観ました


Pontromo annunciation ST FELICE (1).JPG


  1981年に京都国立近代美術館で開催されたイタリア・ルネッサンス美術展のとき
買った大きなポスターを久しぶりに出してみました。 ポントルモの受胎告知の右側:聖母の部分です。
左は大天使ガブリエルです。

このポスター自身:縦103.5cmx横61cm という大きなものなので、見応えがあります。かなり長くながめてました。



この特別展は、京都国立近代美術館と東京の西洋美術館で開催されました。
このポントルモのフレスコ画は圧倒的で、これでポントルモがいっぺんに好きになりました。その前はポントルモの日記(1554-1556)というのだけでこの画家を知っていただけなんですけどね。今でも好きで、パルミジャニーノの作品よりポントルモの作品のほうが好きです。その後ポントルモの作品を色々観ましたが、同じカポーニ礼拝堂にある油彩の「十字架降架」だけが匹敵する/やや優る傑作でそれ以上のものをまだ観たことがありません。このフレスコ画もそうなのですが、ポントルモの絵、とくにフレスコは傷みが多いものが多いのが残念で、評価が難しいこともあります。

この受胎告知は大きなフレスコ画なんですが、壁面から剥がされて修理額装されまた壁面にはめ込むという
方法が行われていますので、日本までやってくることができたということです。
 この技術については、
    フレスコ画のルネサンス
    http://www.amazon.co.jp/dp/4140805706
  で読みました

 フィレンチェに旅したとき、この壁画と油彩の「十字架降架」があるサンタ=フェリチタ教会のカポーニ礼拝堂に何度も通いました。


posted by 山科玲児 at 09:46| Comment(0) | 日記

2017年08月04日

西洋ルネサンス時代におけるダンス

 Versailles 舞踏 ダンス.jpg

Capella De Ministrers による演奏とマンテーニャの名画「パルナッソス」プレゼン動画
Passamezzo antico Diego Ortiz c 1510 c 1570 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=UnQGz-Wv-nw


 このルネッサンス時代のダンスがどんな振り付けをしたのかよくわからないのですが、一応、復元したものがあります。
Diego Ortiz Recercada Primera (Renaissance Dance) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=q2lobVuxjAU
また、メトロポリタンの動画
Early Music Exposed - The Jigge Is Up Dance in Shakespeare's Time  The Metropolitan Museum of Art
http://www.metmuseum.org/metmedia/video/concerts/early-music-exposed

 バロック時代の舞踏については、ある程度、根拠があるみたいです。2005/3/13に、東京文化会館小ホールで観た「踊るヴェルサイユ:王の舞踏」(イメージ) を思い出しました。レクチャーコンサートでした。 前田りり子さんが、最近の研究結果を説明しながら、市瀬陽子さん指導でバロック時代のダンスの復元について実演する企画で、とても勉強になった。やはり歩き方足運びが多く記録されているので、それをもとに復元するもののようです。
posted by 山科玲児 at 09:53| Comment(0) | 日記